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自治体直営と公的病院
カテゴリ: 地域医療~北海道
本業が忙しいのでブログ書いているヒマがないのだが
このニュースは触れておかないと・・

厚生連の方針の是非はさておいて
過疎自治体においてはどういう形態が一番良いか
これも地域性や規模などによって異なると思われ
一概にはいいにくい。

北海道の過疎地において自治体直営と公的病院その両者とも
体験して言えるのは

自治体直営の トップの方が圧倒的に危機感があるということ。

これを読まれた公務員医師経験者ならば
あのレベルで危機感があるとは思わないかも知れない。

でも公的医療機関に依存してきた地域はさらに低次元である。

公的病院がある地域では少なくとも医療職探しをしたことはないわけで
この点だけでも その差は明らかなのだ。

公的病院は自前である程度ストックがあるので転勤で対応できるが
それを持たない自治体医療機関の人探しにおける苦悩は大きいのだ。

それが故に公的医療機関のある自治体では危機感が薄いということだ。


さて ことここに至って何とかしなければと思っても
直営より低額の繰り入れだけでしのいできたツケは大きく
赤字補填できないとなると縮小しかほとんど選択肢はない。

公設民営もなり手自体は限られる。
しかも赤字補填の線引きはかなり難しいのだ。

結局 規模縮小しか事実上選択肢はないかもしれない。
ただこれが進行すれば特養などの嘱託医さえ確保できない
地域が増えていくだろう。

しかし

「地方切り捨ては公的病院の役割に反している」
(北海道病院協会幹部)



このコメントはないだろうに。

先に切り捨てたのは 国であります。

それに抗えず、都市に移動しすぎた国民にも
多少は責任はあるかもしれませんがね。

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http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/32765.php
道厚生連の中小9病院 縮小、負担増で苦悩する町 
診療報酬減り赤字増
(06/18 07:18)

 北海道厚生農業協同組合連合会(道厚生連)が経営する、地方の中小病院が相次いで入院施設のない無床診療所への転換などを進めている。道厚生連が百床以下の九病院について、これまで三分の二だった地元自治体の赤字補てん比率を全額にすることを求め、同時に経営形態の転換を提案しているためだ。規模縮小か負担増かという究極の二者択一に、医療過疎の町の苦悩は深まる一方だ。

 一月に始まった道厚生連と九町との個別交渉では、後志管内喜茂別、網走管内上湧別、留萌管内苫前の三町が既に無床診療所に移行、または移行を固めた。さらに、胆振管内むかわ町が町立移管で基本合意。網走管内佐呂間など三町は全額負担を受け入れ、現状の病院のまま継続する方向。上川管内美深、空知管内沼田の二町は今も協議中。

 厚生病院の経営見直しは、昨年からの一連の医療制度改革などによる赤字増が最大の要因。九病院の二○○六年度合計赤字額は約六億七千万円に上り、○五年度の約二億五千万円の二・七倍となった。道厚生連は「国の医療費削減方針で診療報酬が下がり、地域病院の赤字が膨らんだ」(企画部)として、昨年夏、赤字の全額補てん要請の方針を決めた。併せて、赤字の圧縮が見込める無床診療所などへの移行も提案している。

 対象となっている美深厚生病院(六十四床)は町内唯一の病院。経営見直し協議は始まったばかりで、無床診療所への転換も選択肢だが、住民には病院の存続を望む声が強い。昨年夏から入院している夫を見舞うため、毎日自転車で通っているという町内の無職女性(83)は「病院がなくなったら本当に困る。隣の名寄市の病院まで行くならバスしかない。でも毎日通ったら私の方が倒れる」と苦渋の表情。

 診療所になれば夜間救急診療もできなくなる。町内の無職多田勝さん(74)は「年寄りが多いので、夜、何かあった時に診てもらえないのは心細い」と現状維持を望む。

 しかし、美深厚生病院の○六年度の赤字額は約一億円。急激に赤字が膨らんでいる上に、その全額の補てんとなれば、予算規模約四十億円の町にとっては重い負担となる。町議の一人は「町財政が厳しい中でそれだけの負担ができるのか。慎重に検討したい」と戸惑いを隠さない。町と道厚生連は今秋をめどに方向性を出す予定という。沼田町も、まだ方向性を見いだせていない。

 一方、喜茂別町は約一億円の赤字負担は無理と判断、「傷口が広がる前に」と四月、無床診療所に移行した。さらに、上湧別厚生病院は九月、苫前厚生病院は来年四月に、それぞれ無床診療所(苫前は老人保健施設併設)に転換する方向。むかわ町は来年三月に鵡川厚生病院を町立に移管し、道厚生連が指定管理者となることで基本合意した。

 赤字額が二千万円程度に収まる網走管内佐呂間町の佐呂間と遠軽町の丸瀬布、釧路管内弟子屈町の摩周の三病院は当面、現状のまま継続する方向という。

 こうした動きに対し、医療関係者の受け止めは複雑だ。「地方切り捨ては公的病院の役割に反している」(北海道病院協会幹部)とする見方がある一方、「赤字と医師不足は危機的で公的病院も持ちこたえられなくなった」(北海道地域医療振興財団幹部)と、国の医療政策のひずみを指摘する声も上がっている。

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編集 / 2007.06.18 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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