スポンサーサイト
カテゴリ: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
編集 / --.--.-- / コメント: - / トラックバック: - / PageTop↑
玉虫色の厚労省
カテゴリ: 医療全般
何でこういう方針をしゃあしゃあと出せるんでしょうね。

理解不能です。

厚労省が延命治療中止で指針…医師の独断避ける
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070409it13.htm

 厚生労働省は9日、末期がんなど治る見込みのない終末期の患者に対し、医師が延命治療を中止するプロセス(過程)を明示した指針をまとめた。



つっこみどころ満載の記事で
これほど 一見普通の記事だが 批判だらけの記事も珍しい。

 「ほぼ原案通り了承」

  そんなにすばらしい原案だったんですね。

 「終末期医療に関する国の指針は初めて」

 今まで何にもやってこなかったってことですよね。

 「懸案の医師の免責基準は盛り込まれていない。」

 何も判断せず 現場に丸投げってことですね。
 何かあっても責任は全部現場でとってくれってことですな。

 「指針は、終末期医療の進め方として、医師の独断を避けるため」

 まるで今まで終末期医療は医師の独断ばかりだったと言わんばかり・・・

 「医師らによる十分な説明と患者の意思決定を基本とする」

 これをやるために現場は人手不足に陥ってるんですってば!
 おまけにその意志決定に振り回されて
 
 患者さんが救急だと言えば全部救急に・・・

 心配を錦の御旗にされると 私たちは降参なんですよ。

 「医療チームで慎重に判断する」

今時 医師一人で勝手なことはできません てば。

「その合意内容を文書に残すこととした」

かならずしも契約書形式ではありませんが、手術にしろ侵襲的なものについては皆もうやってますってば。

 「合意した内容が、時間経過などで変化することもあるので、患者に再確認する」

 癌患者さんの末期や寝たきりで意思疎通不能の様な方には
普通入院時に蘇生術不要について確認し、
その場で決めきれないことも多いのでもう一度時間をおいて確認する


 なんて日常のことです。
 さらに容態変化時にはもう一度聞きますよ。

 「医療チームが慎重に判断するが」

 まるで私たちには慎重さがないみたいです。

 身を守るためには皆 もう必要以上に慎重にやらざるを得ないんですが・・・

 「何が最善の治療方針かを医療チームが家族との話し合いで決める」

 看取りの時期に入った患者さんで家族が付き添っていれば、ほとんど毎日何かを話しながら色々な道を探っていきますよ。

 「医療チームとは別に設置された、複数の専門家による委員会が、検討・助言する。」

 零細過疎地病院に そんな力はないですけどね。
 思い切り保険給付を下げた療養型病院にもその力はありません。



 「延命治療中止の手続きを明示しただけ」

 「「終末期」の定義や、具体的な治療中止項目などは含まれていない」

 だから丸投げでない訴追されない基準が欲しいんです。

 「解説編」を添え

 解説ではなく 明快な基準が欲しいんです

 「医療現場で混乱が予想される」

 もう混乱は過ぎました。

 厚労省が現場に丸投げして責任を取らないことが、はっきりした今、
現場は自分たちも守るためには、患者さんの苦痛が続こうとも医療費が増えても とにかくスパゲッティ状態にしてでも延命を図らざるを得ないでしょう。

 「今回の指針では、医師が殺人罪で刑事訴追されない基準には触れず

 「引き続き検討していく」との文言が盛り込まれた。」

 官僚お得意の 「善処します」の変法でしょうか。


スポンサーサイト
編集 / 2007.04.10 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
コメント
 
Title
 
 
 
 
 
 
Secret 


Pagetop↑
トラックバック
Pagetop↑
Powered by 名言集および格言集
プロフィール

くらいふたーん

Author:くらいふたーん
本業はプライマリケア

ワークライフバランスの
確立が現在の最大の
関心事

夢は
半農半医 ちょっとサッカー

味噌は自家製。
規模は縮小したが、
畑も少しやっている

芝のミニサッカーコート
作っちゃいました

ブログ内検索
FC2カウンター
リンク
このブログをリンクに追加する
FC2ブログランキング
ブログランキングに参加中

FC2ブログランキング

お気に召せばポチっとご協力を
なかのひと
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。