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人は医療 人は保健福祉
カテゴリ: 地域医療~北海道
「人は城 人は石垣」をもじってみた。

医療保健福祉の世界では当分の間これをテーマにしなければならないだろう。



昨今の地方自治体特に過疎地域を取り巻く状況は非常に厳しい。厳しいを通り越しているとも思うが、他に言葉が見つからず陳腐な表現になってしまった。
夕張以外にも近々同様の倒産状態になるところが出てくるのは確実と思われる。また再建団体にならずとも目に見えて行政サービスが低下するところは増えてくるだろう。

一方、国の医療費抑制策はこれまた厳しいというか残酷というべきか、特に高齢障害者にとっては遺棄されるに等しいやり方で進められている。医療費を抑えながら新しい医療技術の取り入れを行うためにベッド数の減少と在宅療養の推進を激しく行おうとしている。

現実問題として過疎地域では在宅サービスを利用したくとも選べるものが少ない。特に24時間サービスなどは絶対的に足りない。すでに地域コミュニティを維持できないほどの過疎化地域にあってはインフォーマルなサービスも期待できない。そんな中でベッドをはぎ取り、高齢者を在宅へ押し込んでもウバ捨て山にするのと同じでしかない。

都会より田舎の方が介護力があるというのを未だ信じている人がいるかもしれないが、これは幻想である。同居していてもいわゆる嫁は大事な労働力であり、介護力は都会のホワイトカラーよりもないことの方が多いのだ。

その一方で核家族が進んで一人っ子も増えている。夫婦で4人の老親を抱えることすらあろう。また親が老親を看ていない家庭に育った子供が自分の親を看るとはとても思えない。

医療費を減らし、在宅療養を進めるのであれば家族に頼らない在宅療養の仕組みの確立が必須であるのは自明の理のはずだが、行政からはその意欲や意図が全く見えてこないのだ。


これだけ先の見えない中で病院の改築やあるいは財政難に伴って病院の縮小など検討しているところは本当に悲惨である。はっきり言って計画が立てられないのだ。今から建てても立て終わったときにはその時点で採算計画が大きく狂っている可能性が高いのだ。そのため進むに進めず、引くに引けない状態なのである。

結局現時点での箱物の変化は清水の舞台から飛び込む覚悟が必要である。それ以外の選択肢は人の確保しかあるまい。この時代を乗り切れる人材の確保とそのネットワーク作り、言うは易しでなかなか実現は難しいがこれを頑張る他はない。

私の科に来春着任していただける予定だったドクターの話がつぶれてしまった。箱物作るよりももっと大変なのだが、あきらめずに頑張るよりない。今一度決意を新たに頑張ろうと思う。
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編集 / 2006.12.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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