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キャパになれなかったカメラマン
カテゴリ: 書籍
キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(上)キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(上)
(2008/09/26)
平敷 安常

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キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(下)キャパになれなかったカメラマン ベトナム戦争の語り部たち(下)
(2008/09/26)
平敷 安常

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当時CBSやNBCの後塵を拝していたABCのニュースカメラマンとして働いた日本人の著書です。

上下巻で約900ページもあってさすがに読み応えありましたね。
特に少しはものが考えられる年になったときには すでに沖縄が返還されていて(もちろん形式上の返還ですけどね)、ベトナム戦争も一応終わっていた世代なものですから こういう本を読むといろいろと考えさせられます。

年代順と人物・事件順の構成のため、同じ話題が何度も出てきますが、これがなんとなく独特のリズムになっていて話に引き込まれました。

上下巻で5000円超もちょっと痛かったですが、その価値はあると思いました。


中でもニューヨークからなメッセージがなるほどと思います。
やっぱり派手にドンパチやっているフィルムが放送されやすいわけなのは容易に理解できますからね。

危険を冒すな、命を大事にしろ、
そしていいストーリーを絶えず送れ。





私たちの身とかぶりますよ。

上司や厚労省からは

危険を冒すな、生命を大事にしろ。
(医師の生命は どうでもいいけど)
そしてたくさんの患者を絶えず診ろ。



と言われているわけですからね。


また 兵士とジャーナリストの違いも紹介されてました。

兵士は命令を拒否できないが、ジャーナリストは本社や上司の命令さえも断って 戦場から帰ることはまだ可能。
しかし 最前線に行かなければ放送されるニュースが得られない。
必然的に危険を顧みず危険な戦場を彷徨うことになる。




医者もジャーナリストと同じですね。

医療の最前線から離れることは可能なのに それでも最前線に立ちたがってしまうから・・


あ そうそう もう一つ共通点思い出しましたよ。


  ニューヨークの本社は 戦場を理解していなかった。

  厚労省も医療現場を理解していない。





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編集 / 2009.05.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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