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国民皆保険制度の矛盾と限界3
カテゴリ: 医療全般
保険制度の特に全国均一料金の矛盾についてもう少し続ける。

広く皆が使うものは基本的には一物一価が望ましいの理解できよう。でも実際にどうなんだろう。

本当にこれが実現できているのは郵便ぐらいなのではないだろうか。小包となるとやはり距離で差が出るし。通販だって送料無料は沖縄と北海道離島なんかはすぐ除かれてしまう。

水道も地域によってバラバラ。電気は電力会社内では同じでも地域によってやっぱり違う。

ガソリンも沖縄は税金が少ないらしくて安いのだが、それ以外では地域によってかなり値段が違う。田舎や離島では高い。

結局普通は一物百価なのだ。


では医療ではどうか。

保険制度では 例えば入院料は看護師数やその他広さなどいろいろいくつかの規定で増減があるが、基本的には地域差も何もない。そのそろえた看護師やいろいろな体制によって決まるのみ。

必ずしも入院料が高く設定できてもその質が優れているとは簡単には言えない。理屈上は数字的なものがクリアできれば新築のきれいな病院も古い薄暗い病院も同じ入院料になってしまう。

単にアメニティの部分の数字が悪いために加算が取れないが、医療技術に優れた医療機関の方が入院料が安い場合もありえるのだ。

さらにはその額自体もあまりにも低額である。診療所レベルの入院では長期になると一人一日5千円を割り込む。ビジネスホテル以下になるのだ。これでベッドと緊急時のお世話から痰取り等々身の回り全部含むのだ。もうこれは事実上医療機関に死ねと言っている数字である。施設もないし痰も取らなきゃ、でも帰せない・・・行き先のない人を入院させたくなくてもさせざるを得ない人がいるのだ。


結局 医療では百物一価なのである。


日本の保険制度は 誘導したいものの価格を上げて誘導し、おおかたそろったらそれを下げるという姑息な手段の繰り返しを今まで続けてきた。こうした誘導の価格変動も結局は最初に予算ありきでそうしたものの本当のコスト評価はなされていないに等しいのだ。

こんなコスト計算のない価格設定でしかも医療機関に独立採算を強いるのは嫌がらせ以外の何者でない気がする。昨年4月の改訂は本当にこの傾向が顕著になった。

江戸時代の農民政策は「生かさぬよう殺さぬよう」だったが、現在の医療施策の多くは「医療機関は殺してしまえ」に近いと感じる。

「医療費増大を抑える」というものを錦の御旗にし、総枠先にありきの小手先の医療費改定はもういいかげん時代遅れと気がついてなんとかしなければならないはずだ。

このことに官僚もおそらくは気がついているはず。でも誰が猫の首に鈴をつけるのか。政治家は票を気にして、官僚は前例なきところには手をつけない。

結局彼らは 多くの屍が出て初めて動くのだ。

赤ちゃんポストについて厚生労働省は文書では熊本市に返事しないそうだ。
お得意のやり方だ。

きっとたくさん使われたり、嬰児の死体が投げ込まれてからそれから具体的の法整備を・・・などというつもりなのだろうね。

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編集 / 2007.03.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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