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オレ様化する子どもたち
カテゴリ: 書籍
やっとですが この本を読みました。

オレ様化する子どもたち (中公新書ラクレ)オレ様化する子どもたち (中公新書ラクレ)
(2005/03)
諏訪 哲二

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著者は戦後を
・「農業社会的」段階
・「産業社会的」段階
・「消費社会的」段階
の3つに区分して論じている。

明治以降 1960年頃までを「農業社会的」としている。
それ以降、高度成長とメディアの発達とともに「産業社会的」に移行し、そして70年代以降徐々に「消費社会的」段階へ移行。80年代半ばにはほぼ完全に移行した。

教師と子どもはしょせん 「他者」である。
3つの段階の間には教育現場では 学園紛争があり、そして校内暴力があった。

「産業社会的」な段階における子どもたちは、阿部進が「現代っ子」と名付けた。
そして80年代移行 子どもたちは「オレ様」化した。

生まれた時から 消費する「私」として育ち、何事も等価交換しなければいけていけない「オレ様」化した子どもへと変貌したのだ。




あとは詳しくは読んでいただくとして・・
2005年に出た本で 今頃読んで言うのもなんだけど一読の価値はあると思う。
「子ども」を「患者」に置き換えればそのまま医療問題の解説書に使えそうに思えた。



何事も等価交換することが習慣となった世代がすでに親となった教育現場。
それは自分が過ごした場所とは明らかに違うものであろう。


等価交換しか受け付けない世代が すでに大人となって医療機関を利用している。そしてその多くは高齢者の子ども世代でもあるのだ。

医療は 等価交換になじまない「贈与」的側面を持っている。医療サービスを受ける側が、市民社会的な等価交換を望んでいるとすれば、日本の医療を成立させている共同体的統制医療である皆保険システムに何らかの手を入れない限り、破綻するというのも 誰もが理解できるというものだ。

「オレ様」に見合った医療サービスをするためには その分のお金がやっぱり必要じゃないか?


もう一つ 80年代半ばには「消費社会的」段階に移行したとのことだが、ネットと携帯電話の発達はさらに次の段階へと推し進めた気がするのだが。

これは いずれ名前がつくだろうけど、私が名前をつけるとしたら 「略奪的」段階だろうか。




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編集 / 2009.01.27 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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