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ユダヤ人と医師との類似性についての一考察
カテゴリ: 医療全般
あまりにも大きなタイトルをつけたが、『私家版・ユダヤ文化論』(内田樹 著)を引用しながら医師の類似性について少し考えてみたい。

 「なぜ、ユダヤ人は迫害されるのか」
 「ユダヤ人迫害には根拠がない」と答えるのが「政治的に正しい回答である。

 (一部略)

 「ユダヤ人迫害にはそれなりの理由がある」と答えるのは「政治的に正しくない回答」である。なぜなら、そのような考え方に基づいて、反ユダヤ主義者たちは過去二千年にわたってユダヤ人を隔離し、差別し、追放し、虐殺してきたからである。
   (私家版・ユダヤ文化論 はじめに より抜粋)



 ユダヤ人を医師に置き換えて、多少文言を調整してみた。

「なぜ医師はバッシングされるのか」
「医師バッシングには根拠がない」と答えるのが「政治的に正しい回答」である。

 「医師バッシングにはそれなりの理由がある」と答えるのは「政治的に正しくない回答」である。なぜなら、そのような考え方に基づいて、反医師主義者たちはこの現代において医師を徴用酷使し、差別し、訴訟し、ドロッポに追い込んできたからである。



なんともすっきり当てはまってしまうのである。

さらに引用を続ける。

 ユダヤ人は前段の通り、宗教的理由から、キリスト教世界では「賤民」として扱われ、土地の所有や農業への従事が禁じられていた。彼らには高利貸しや行商や芸能など、キリスト教徒からすると非生産的な職業だけしかゆるされていなかった。従事できるのを非生産的な職業に限定しておいて、その上で、ユダヤ人は非生産的な職業にしか従事しないと非難するのはまことに理不尽な話である。
      (同 第一章 ユダヤ人とはだれのことか より抜粋)



これまた ユダヤ人を医師に置き換えて文言を少しいじる。

 医師は、文化的理由から、日本現代社会では「賤民」として扱われ、他の職業に就くことは税金泥棒として扱われていた。彼らには僻地勤務や32時間労働など、一般住民からすると激務しかゆるされていなかった。従事できるのを激務に限定しておいて、その上で、医師は高給取りだから激務は当たり前と罵倒するのはまことに理不尽な話である。



ちょっと無理もあるけれど、ナチの時代に祖父母の代にユダヤ人であれば いかに改宗しようともユダヤ人と扱われて迫害されてしまったのである。

医師も一旦医師となれば、一生懸命働いても適当に働いても、あるいは医師をやめてしまっても結局は「医師のくせに」との前置きを有り難くもつけていただけるわけである。

迫害されるものには共通のパターンがあるという考え方もできるが、それにしてもと思う。

この話題については引き続いて書いてみたい。


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編集 / 2008.03.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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