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北海道医師会のアンケート結果
カテゴリ: 地域医療~北海道
北海道医師会の
「開業の動機と開業前の就労に関するアンケート調査」
本日送付されてきました。

この報告書の中の現実は違っていたと回答した
50人の具体的内容について
という項目なんですが、本当に経営の大変さが伝わってきます。

開業はリスクを背負っているわけです。
収入もうまくいっている人からそうでない人まで様々です。

開業=楽をしている、恵まれている という安易なレッテル張りは
やめてほしいものです。

厚労省の開業医と勤務医の分断作戦に乗ってはいけません。

というわけで その項目をアップします。
タイプミスあったらご容赦を
この報告書 他の項目も 順次アップしていきます。

開業前に考えていたことと現実は違っておりましたか?

は い: 50
いいえ: 90
未回答: 3

●現実は違っていたと回答した50名の具体的内容

・医師会(道・市)への開業時の納金が高額
・医療経営の厳しさ
・経営学を学んでいかなければ経営はうまくいかない
・精神的秘湯が大きい
 患者、従業員との人間関係に気を遣う
 借金が多く、将来に不安がある(病気をしたときなど)
・従業員の問題
・思っていたより収入が増えた

・収入が少なく、生活が大変厳しい
・患者との距離が近すぎるため、死亡時の精神的疲労が強い
・診療報酬の低さにびっくりした
・労務管理が予想以上に大変であった
 収益を上げても借金と税金に追われて苦しい
 それでも勤務していたときよりはまだよい
・経営が厳しい

・事務、雑用に取られる時間が予想以上に多い
 開業時の借金返済のため、収入は実質変わらない
 帰宅時間も変わらない
 土曜日も診察するため、時間的には自由時間は減った
 当直がない分 からだは少し楽だが診療報酬が下がる一方で
 経営的に不安がある
 精神的には責任と雇用の保障などのプレッシャーがある

・開業は大変だからするべきではないとの意見が多かった
 しかし実際にやってみると経済的な面で大変な部分もあるが、
 自分で時間調整もできるし、余裕が出たことで患者さんの意見も
 聞き入れる余裕も持てるようになった
 勤務医時代は朝7時から夜11時くらいまで病棟、外来、ICUと
 走り回っていて常に疲労を感じていた
 外科はチーム医療故、医療過誤にならないですんだのかも
 しれないと 今思うほど、毎日戦闘状態だった

・経営の厳しさ。診療以外の仕事、悩みの増加
 (職員の問題、銀行とのやりとり等)

・考えていたよりやりがいがあり充実している
・職員の雇用で苦労している
・従業員の人事がいかに大変かは予想以上であった
・収入が半減した
・時間に余裕がない。診療以外の勤務が多い
・事務と人事の管理が大変
・従業員の退職や新規採用、退職金準備等医療以外の
 人間関係や経営面が厳しい
 (今後、機器や施設の更新も必要)

・忙しい。責任が重くなった
・開業医は経営が軌道に乗れば楽な気持ちになるだろうが、
 まだ現在は大変である。 勤務医の方が楽だった。
 早く経営的に安定し、余計な心配せずに臨床に集中したい
・スタッフの補充・増員の際になかなか集まらず苦労している
・医療以外、職員の雇用や事務経理等ひとりでこなさなければ
 ならない ことの多さや助言を得る機会の少なさに少し驚いた

・収入が少なすぎ、本人負担3割になってからの開業のため、
 思ったより患者が少なかった。
 点数をどんどん下げられる
・患者の権利意識を押すメディア・法曹界のあり方により医療が
 徐々に表面的なものに変質し、空洞化してくる
 全く無法と言ってよいような介護サービス業の事業者により
 医師は多大な理不尽きわまりないリスクを負わされ、
 患者も災難である

・もう少し時間的余裕があるかと思っていたが、相変わらず忙しい
・医療費負担を多くしないように考えているが、この状態では
 難しいことがようやくわかってきた
 少し負担増(単価増)を考えている
 (田舎では患者増は難しい)
・開業医は経営者であって、純粋な医療人ではない
 医師としてのやりがいは勤務医の方がはるかに上である

・よい医療を願って診療すると自分の身体が持たないこと
 つまり時間がかかりすぎてしまう
 患者さんの負担を軽くしてあげようと思ったら経営が成り立たない
 保険点数があまりに安すぎる
 良心的でない医師ほど儲けられるというシステムに怒りを感じる
・経営者としても力不足だと思う 勉強が必要
・人間関係(患者さん、従業員等)に大分エネルギーを取られ、
 思ったような診療をするのにエネルギーが必要
 身を守るのが最優先になり、診療が消極的になる

・もう少し早く軌道に乗るかと思ったが、実際はそうではなかった
 科にもよるとは思うが都市部での開業は決して楽ではない
 開業のよい時代はとっくに過ぎたのだと痛感した
・大小あらゆることをじぶんでやらなければならない
 勤務医より厳しい
・診療の基本は勤務医のときとかわっていないが、患者さんの
 信頼がとても厚い。
 勤務医は努力しても正当に評価されないのでは?

・日中の勤務時間が増加した
 ただ夜間の呼び出しがないのでその分余裕ができた
・収入が勤務医の3/5となった
・開業医はボランティア(介護認定審査会、検案医、学校検診
 看護学校の授業、その他)の仕事が多い
・開業すると医療器具・薬品等のコストが支出の割合の大きな
 部分を占め、収入はそれほど多いものではない
 経営の精神的疲労は勤務医時代にないものである
 (病院長など病院の経営に入っている勤務医は別であるが)

・時間外、休日等でも普段通院している人からの要請で診療
 しなければならないことが多く、まとまった休みがとれない
 医師会活動や学校保険、介護保険に関連した仕事が
 意外と多かった
・経営の困難さ
・忙しすぎる
・自分の知識、経験を十分生かした診療、治療ができている
 ことには満足しているが、経済的(借金の返済)に非常に
 苦しいとは思っていなかった

・医業経営の難しさ
・優秀な職員確保や職員の雇用問題に苦労する
・充分な検査設備がないためにプライマリケアに終始すること
 が多くなったことが少し不満
・考えていた以上に事務的な仕事に忙殺されるのには驚いた
・以前勤めていた自治体病院の産婦人科(同業)が閉鎖になり、
 また、他の同業者も閉院したため、自分がすべての代行を
 することになり、結果的に以前以上に激務になってしまって
 いる(やり甲斐はあるが)



今回の調査対象は
H14年1月からH18年12月までに開業した北海道医師会員246名
回答者は 143名
(継承と病院は除かれています)



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編集 / 2008.03.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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本業はプライマリケア

ワークライフバランスの
確立が現在の最大の
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規模は縮小したが、
畑も少しやっている

芝のミニサッカーコート
作っちゃいました

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