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村の泉5
カテゴリ: 寓話

   村の泉 5

隣の国まで水をもらいに行った村人は 水がもらえるのに
時間がかかってしまって 結局水は飲めたが、身体をこわして
しまったのだった。

水をもらえなかった人とその家族は悲しんだ。
そこへその話を聞きつけた瓦版屋がやってきた。

「それはいけませんな。
 水がなくて困っている人に水をあげないなんて
 泉の守り番の風上にもおけません。
 瓦版に書いて皆さんに訴えましょう。」

そうして出された瓦版は遠くの国々まであっという間に広まった。

その国だけでなく、近くの国々も水が少なくてみんな
困っていたのだが、瓦版のおかげでどの国の村人も口々に
守り番を責め立てた。

「水が少ないのは守り番のせいだ。」
「おまえたちがもっと働いたら水が出るはずだ。」
「飲みたいときに水が飲めないなんて信じられない。」

一方で守り番の働きが悪いから水が飲めなかったと
奉行所へ訴え出るものが後を絶たなくなった。

奉行所での取り調べは過酷なものでした。
はなから罪人として扱われてそれはそれはひどいものだった。

一方で瓦版屋はあちこちの守り番の悪口を言いふらした。

「あちらの守り番は夜働くのをやめたよ。けしからん」
「こちらの守り番は泉を汚したよ。けしからん」

守り番たちはせっかく頑張ってきたの残念でならなかった。
結局 多くの国でもう年老いて守り番をする自信のないものや
死んだら家族を養えないとあきらめた多くの守り番が仕事を
やめていったのだった。


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編集 / 2007.11.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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