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二代続いて・・
カテゴリ: 全般
エブリデイ紙から

兵庫・宝塚市長収賄:阪上市長を逮捕 墓地工事巡り100万円容疑

 兵庫県宝塚市の阪上善秀市長(61)が市の墓地造成工事に絡んで現金100万円を受け取っていた問題で、県警捜査2課は19日、阪上市長を収賄容疑で、経営コンサルタント会社社長の西岡栄太郎容疑者(69)と、元宝塚市議の井ノ上均容疑者(64)を贈賄容疑でそれぞれ逮捕した。阪上、西岡両容疑者は現金の授受は認めているがわいろ性を否定し、井ノ上容疑者は容疑を認めているという。

 容疑は、06年4月中旬ごろ宝塚市内の飲食店で、井ノ上容疑者の仲介で西岡容疑者と面談した阪上容疑者が、同市都市整備公社による墓地「宝塚すみれ墓苑」造成工事で中堅ゼネコンへの便宜を期待する西岡容疑者から、現金100万円を受け取った、としている。

 県警によると、西岡容疑者はゼネコンとコンサルタント契約を結んでいた。墓地は当初、民間会社が開発し、このゼネコンが造成工事を受注する計画だった。しかし民間会社が03年3月、用地を市都市整備公社に売却。ゼネコンの受注計画は白紙となった。県警は、西岡容疑者が計画を当初予定に戻すことを希望したとみている。

 阪上容疑者は「後援会活動に使ってという趣旨だと理解していた。07年1月に返却した」と説明したが、政治資金収支報告書には記載していなかった。



生まれ育った土地なもので・・・

市会議員時代から名前は知っているけどね・・・
Wikipediaに書いてあるとおりだと思うよ。


選挙では駅前の街頭演説で土下座をしたのも本当らしいけど。
母が見たって言ってました。


二代続けて収賄?
歌劇は残ってもファミリーランドはなくなっちゃったし・・


最近は悪い話ばかりだなあ・・。



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編集 / 2009.02.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ボットの間接的な攻撃
カテゴリ: 医療とPC
サイバークリーンセンター
本日の魚拓

アクセス集中による接続遅延に対するお詫び (2009.02.20)
昨晩NHKでボットウイルスに関する特集が放送されました。この関係でご覧になられた多くの方からのアクセスをいただいております。回線、サーバ共に増強をしておりましたが、昨日に続き本日もアクセスが困難な状況が続いております。
アクセスいただきました皆様には、誠に申し訳ございませんが、数時間おいてアクセスをいただけますようお願い申し上げます。




昨日のNHKクローズアップ現代の放送によりボット駆除ツールを求めてアクセスが急増したようですね。
テレビを見ていた時にたぶんそうなるんじゃないかと思いましたが、予想通りとなってしまいました。


事実上のシステムダウンですので サイバークリーンの名が泣くのではとも思います。

少なくともこれくらいでダウンしないようにミラーサイトを確保しておいて欲しいものですね。



 しかし ボットに関する啓発が サイバークリーンセンターを攻撃したとも言えるわけで、今回のアクセス障害もボットによる間接的な攻撃と言えるのかもしれないなあ・・・



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編集 / 2009.02.20 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
機能しなくなる時
カテゴリ: 医療全般
最近いろんな本を読みつつ考えていること。


  医療が機能しなくなる時

  フットボールにおける戦術が機能しなくなる時

  教育の崩壊が叫ばれる時


この三つに共通していることな何だろうか?



キーワードは 「依存」 ではないか?


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編集 / 2009.02.18 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
「休養」 なら 自費で・・
カテゴリ: 全般
麻生首相もこれで観念したのではないでしょうか?

中川昭一財務相は きっと何かをやってくれるとは思ってはいましたが これほど見事にとどめを刺すとは・・・

http://www.asahi.com/politics/update/0217/TKY200902160450.html?ref=reca

G7後にもうろうとした状態で記者会見した中川財務・金融相は16日深夜、かかりつけの病院で診断を受けたことを明らかにしたうえで「風邪の症状と時差ぼけ。抗ヒスタミンというか風邪薬の過度の症状でああいうことになったというような診断が17日に正式に出る」と述べ、薬の副作用が原因と説明した。東京都内の自宅前で記者団に語った。



http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090217-OYT1T00545.htm?from=top

(辞任理由は、健康と記者会見問題の)両方だ。医師に診てもらい、薬を併用したのが原因だという診断だった。今後は病院でゆっくり休みながら、仕事に傾注する。すぐ手術ということではないが、病院にいたほうが不摂生ではない。できれば今日から入院する。



病気は個人情報ですし、なかなか公表しにくい性質のものですが、
ニュースをチェックしていると

「できるだけ 早くに入院する」  とか
「入院しながら 仕事をする」 

などの言葉もちらほら・・。


ところで 「風邪」 「疲労」 くらいで入院してよいのでしょうか?


そのくらいなら フツーは自宅で安静を お願いしているのですけど・・。
というか 国はそうしろって言ってますが・・・


国の財政を預かる閣僚 しかも財務大臣ですから


「休養」なら ぜひ自費でお願いします。



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編集 / 2009.02.17 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
イスラエルでのスピーチ
カテゴリ: 全般
私事だが 村上春樹の御父上は国語の教員をされており
担任ではなかっただが、中学時代古典を中心に習った。

そんなこともあって 全部ではないが小説や訳書も見てきた。

今回はスピーチの原文を知り・・・
記録にとどめておこうと思った次第。

イスラエルでの受賞スピーチなど 現地での報道


スピーチ全文(上記サイトより 抽出)

 So I have come to Jerusalem. I have a come as a novelist, that is - a spinner of lies.

 Novelists aren't the only ones who tell lies - politicians do (sorry, Mr. President) - and diplomats, too. But something distinguishes the novelists from the others. We aren't prosecuted for our lies: we are praised. And the bigger the lie, the more praise we get.

 The difference between our lies and their lies is that our lies help bring out the truth. It's hard to grasp the truth in its entirety - so we transfer it to the fictional realm. But first, we have to clarify where the truth lies within ourselves.

 Today, I will tell the truth. There are only a few days a year when I do not engage in telling lies. Today is one of them.


 When I was asked to accept this award, I was warned from coming here because of the fighting in Gaza. I asked myself: Is visiting Israel the proper thing to do? Will I be supporting one side?

 I gave it some thought. And I decided to come. Like most novelists, I like to do exactly the opposite of what I'm told. It's in my nature as a novelist. Novelists can't trust anything they haven't seen with their own eyes or touched with their own hands. So I chose to see. I chose to speak here rather than say nothing.

 So here is what I have come to say.

 If there is a hard, high wall and an egg that breaks against it, no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.

 Why? Because each of us is an egg, a unique soul enclosed in a fragile egg. Each of us is confronting a high wall. The high wall is the system which forces us to do the things we would not ordinarily see fit to do as individuals.

 I have only one purpose in writing novels, That is to draw out the unique divinity of the individual. To gratify uniqueness. To keep the system from tangling us. So - I write stories of life, love. Make people laugh and cry.

 We are all human beings, individuals, fragile eggs, We have no hope against the wall: it's too high, too dark, too cold. To fight the wall, we must join our souls together for warmth, strength. We must not let the system control us - create who we are. It is we who created the system.

 I am grateful to you, Israelis, for reading my books. I hope we are sharing something meaningful. You are the biggest reason why I am here.




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編集 / 2009.02.17 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
オレンジの呪縛
カテゴリ: 書籍
オレンジの呪縛――オランダ代表はなぜ勝てないか?オレンジの呪縛――オランダ代表はなぜ勝てないか?
(2008/07/09)
D.ウィナー

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サッカーに関する本でありながら サッカー以外のオランダ文化について書いていると言ってもよい本。

知らない名前がいっぱい出てきて何が何だかわからないけれど 何となくオランダがここぞというところで負けてしまう理由がわかるような気がしてくるから不思議。


なぜ オランダ代表とスキポール空港が関連あるのかよくわからないが、読み進めていくうちに関連ある気がしてきたり・・。

個人的には 

74年でオランダが負けたからこそ伝説になった 

という部分には同意する。



しかし フットボールの戦術は奥が深い。


多くのでメディアも 日本の医療における 戦術と戦略の整理がついていないのではないだろうか?


戦術について学べば学ぶほどそのことが頭からな離れないが・・。


この本は やはり 74年のワールドカップをリアルで経験したか少なくとも78年の決勝を見た世代にはお薦めだが、戦術の話以外の方が多いのでありきたりな戦術論に飽きた人向け。

それなりに覚悟して読んでくださいね。








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編集 / 2009.02.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
可もなく不可もなく?
カテゴリ: サッカー日本代表
W杯最終予選 折り返し。

オーストラリアは最初から引き分けでよかったようだ。
思惑通りにはまってしまった。

「可もなく不可もなく」という言葉はあるけれど
何らかの評価はしないといけない。

今日の試合は 可。

現在の 勝ち点8でグループ2位というポジションも 可。


よかったこと・・ 

  大久保がレッドカードを貰わなかったこと。
  そして負けなかったこと


悪かったこと・・

  大久保が長谷部のシュートをブロックしちまったこと
  そして点が入らなかったこと
  FKの壁を審判がきちんと離さなかったこと

解せないこと

  残り15分で巻を出さなかったこと。


編集 / 2009.02.11 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
「サッカー戦術クロニクル」
カテゴリ: 書籍
サッカー戦術クロニクルサッカー戦術クロニクル
(2008/07/19)
西部 謙司

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この本の「はじめに トータルフットボールとは何か?」から 少し引用する。

 戦術は戦う術で、勝つための手段だ。
 手段だから、どういう方法でも構わない。パスをつないで攻めてもいい、ロングボールが有利ならそうしてもいい、カウンターアタックが得意なら生かすべきだ。戦力は先発の11人プラスアルファしかないのだから、手持ちの武器の特性を考慮して戦法を立てるしかない。



なるほど。
フットボールのみならずすべての戦いに共通するお約束ごとである。

ちなみに医療版に書き換えれば

 戦術は戦う術で、勝つための手段だ。
 手段だから、どういう方法でも構わない。内服治療で経過を見てもいい、放射線治療が有利ならそうしてもいい、手術が得意なら生かすべきだ。戦力は今いる医療スタッフとと医療機関に医療機器しかかないのだから、手持ちの能力の特性を考慮して戦法を立てるしかない。




著者の言葉が続く。

 戦術というと、すぐにフォーメーションの話になってしまうが、人の並べ方は戦術の一部に過ぎない。選手を配置しただけで勝てるなら簡単だ。どういうプレーが有利かを考えてそれをチームで実現する段取りを組み、最終的に人の配置が決まってくる。フォーメーションだけをあれこれいじってみても、仏つくって魂入れずということになりがちである。



これもそっくりそのまま医療に使えそうである。

 医療崩壊対策というと、すぐに医師(医療者または病院と置き換えてもよい)配置のの話になってしまうが、医師の並べ方は対策の一部に過ぎない。医師を配置しただけで医療が再生するなら簡単だ。どういう治療や診断が有効かを考えてそれをチームで実現する段取りを組み、最終的に医師の配置が決まってくる。医師の所在地だけをあれこれいじってみても、仏つくって魂入れずということになりがちである。




左サイドに医師が足りないからといって右のサイドバックを持っていっても機能しないかもしれない。
前線に人が足りないからといっても今のところは11人しかいないのだ。
DFラインは簡単に減らせないのが普通である。

さらにはレッドカードや負傷退場で人数が足りないし地域や診療科も多い。
そう言えばイエロー蓄積出場停止もいたな・・・


医療の話から書籍の内容に戻す。

この本は 今一度サッカー永遠の課題である「戦術」を俯瞰するのにはもってこいな本だというのが率直な感想。

ただ 多少の基礎知識があった方が理解しやすいとも思う。74年のワールドカップ決勝を生で見た世代(著者は1962年生まれだそうだが)より上でそれ以降のサッカーの歴史に少し知識があればとても楽しめる内容と思う。


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編集 / 2009.02.09 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
「最後の砦」再び
カテゴリ: マスコミ
前回のエントリ「意味不明な最後の砦」について個人的にご意見を頂きました。

このエントリでは鹿島茂氏が書いた「最後の砦の陥落」という文章について私が非常に批判的に(一部感情的な反応も強いかもしれません)取り上げましたが、頂いたご意見では「この記事は実は医師を弁護してくれているのでは?」とありました。

一つの主張なり意見に対して その受け止め方は人さまざまであり、決して正答があるものではないのは承知しているつもりです。ですがご意見を頂いて、自分の受け止め方が異常なのかもしれないと悩み、またひっかかるものが出てきました。

ということで 時間をおいて何回も読み直しました。
感情的な部分をできるだけ抑え、考えてみました。
改めてですが、感想を書いておこうと思います。

で 結論から言うと

この文章からは「医師を弁護している」ものは感じない。
そしてたとえそう言う気持ちで書かれていても 
私はうれしくない。




一つのやり方として試験問題風に解釈してみましょう。

 このエッセイの著者が言いたいことを簡潔にまとめよ。



私の答
教養の「本丸」いる私はこう言いたい。
本丸を支えた医者という「砦」はもう終了だね。



そしてもう一行書きたいのですが、これについては最終的に結論は出ませんでした。
それは

日本人の教養というものに対する純粋な危機感を覚える。


なのか

自分のいる教養という本丸への危機感を覚える



なのか。このどちらかが私には判断できませんでした。


中身についてもう少し検討しておきましょう。
この文章自体において医者に対して「砦」という比喩表現を使っています。このことは著者自身は本城ないし本丸にいるという意識で書かれていることを意味するのは明らかです。この立場は文章の中で一貫しています。今風の表現で言えば、いわゆる「上から目線」と言ってもよいでしょう。

この「上から目線」の書き方には非常に違和感を感じますし、そして扱った話題がさらに教養という話題であることもとても興味深さを感じます。

他人の教養とか知性、さらには品格と言った話題を取り上げることは実に難しいものです。取り上げること自体が、自分にはそう言ったものが十分備わっている主張することに近いものがあるからです。そして声高に「自分に教養なり、品格がある」と主張するならば、それが自身の教養や品格を否定しかねない危険な話題でもあります。

危険な話題を扱うリスクいついては著者自身も知っていることでしょう。おそらくはそれを理解した上でお書きなのでしょうが、何度読み返しても、終始一貫して「上から目線」で書きつづっている印象を持ちました。鹿島氏のこの絶対的な自信はどこから来るものなのでしょうか?


一方で医師の現在置かれた状況については、比較的冷静に事実を指摘していると考えます。

医師の経済状況ですが、社会における他の職種との比較で言えば相対的には明らかに減少しています。「ヒマ」については世の中の時間の流れ自体が変化していますので、なかなか比較は困難でしょうが、追い詰められて心理的余裕は減少傾向かもしれません。ですから単純な時間でなく「楽しむ余裕」と言い換えれば「ヒマ」も減少しているのも指摘通りかもしれません。

ただ この事実を指摘したからと言って医師の立場の擁護につながっているでしょうか?

私にはとてもそうは思えません。医師の立場の正しい変化の指摘をもってしてもそこに感じられるのは「医者よ、しっかりしろ」というエールでもなく、「医者を大事にしないと、社会が壊れるよ」という啓蒙でもなく、あるとすれば自身のいる「教養という本丸」の危機感のほうが、色濃くにじみ出ているとしか思えませんでした。

またさきのエントリでも述べましたが、待合室の書籍をもってして医師の教養を測る議論に持っていくのはやはり強引すぎるでしょう。

また受験勉強ばかりしているから dull boyになるとの表現はやはりいかがなものかと考えます。偏差値で言えば最高レベルの大学に入学してそして現在も大学でも文学者として教鞭を執る自分自身に唾していることになるでしょう。あるいは自分だけは違うとでも言うのでしょうか?


あまり触れたくはありませんが、教養についても少し触れておきます。いわゆる「教養」と言われるものの高いレベルでの維持にはおそらく、金、時間的余裕、知性はある程度は必要であることには同意します。しかしすべてが揃わなければ存在し、維持していけないものでしょうか?

医師がその三つを失い、それだけで三無的に崩壊するとの表現は、必ずしもすべてが揃わない中でも自身に日々磨きをかけている方々に対していかがなものでしょうか?

「医師は教養の砦であった。
医師はさきの三項目がを失ったので教養を維持できなくなった。」
これはいわゆる「レッテルを貼る」というやり方の典型に思えます。


よって 今一度 私の結論

著者の意見は
「教養の『「本丸』いる私はこう言いたい。
本丸を支えた医者という「砦」はもう終了だね。
そして教養そのものまたは教養の本丸も危機に瀕している。」

よって
この文章からは「医師を弁護している」ものは感じない。
そしてたとえそう言う気持ちで書かれていても 
私は全然うれしくない。




それから最後に 一言書いておきます。

私のような市井の一臨床医が医学以外の意見を少しでも発表できる時代が来るとは思いませんでした。そして私は、質はともかくもこうして幾ばくかの人の目に触れる文章を書いています。私だけでなく多くの人々のこうした些細なことの積み重ねは、世の中の文化にかかわる多くのことの変化の速度を早めているのだろうと私は考えるのです。

だから きっと 教養っていうやつも 大きく変化していてなかなか捕まえられていないのかもしれないと。







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編集 / 2009.02.08 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
意味不明な 最後の砦
カテゴリ: マスコミ
うちの医局には 中央公論と文藝春秋はあるけど、日経新聞はないので実物は読んでませんが、こんな記事があったとのこと。
ま 日経もそもそも夕刊のない地域ですが。

僻地の産科医さま いつも有り難うございます。

短い文章なので全文引用でもいいですが、つっこみどころだけに絞っておきます。
全文は僻地の産科医さまのところでどうぞ。


誰だって金とヒマと教養はほしいと思うんです。
すべてないよりあった方がよいものです。きっと。

こんな駄文を「エッセイ」と称して書いてお金をもらえる文学者の「ヒマ」は私は正直うらやましい。

昔はこんな文章を読んでも、これ間違ってるって面倒くさくて教えてあげられなかったし。今は細かいことをネットで訂正してくれるけど、ほとんどみんなボランティアですよね。


どうも氏は 教養を維持するためには金とヒマがない限りダメだと思っているようだ。
確かにある程度はそうだろうが、パトロンをするのならいざ知らず、医者の収入が減ったからとてそれが無教養になったとは言えまい。

ましてや待合室の雑誌は患者や家族のためのものであり、それがいわゆる低俗な物が増えたとて医者が無教養になったことの証拠に上げるとはなんと短絡的な思考であることか。

Wikipedia で見ると筆者は有名な古書マニアとのことである。

もし 氏の主張が医者が金とヒマがなくなっていわゆる古典や原典に直に当たるヒマがなくなって、その方面の知識が減っているということを言いたいのなら それはある程度事実かも知れない。

しかしながら 古典に関する知識減少が教養の低下を意味するというのはもう過去の話である。

情報量が圧倒的に増えた現代社会においては 古典や原典に直に一人で当たることは継続できない。質のよい2次資料にアンテナを張り、必要に応じて原典を調べる効率性が求められているのだ。

一方で 中央公論や文藝春秋すら読まないようなら無教養だという主張もあるのかもしれない。これらの雑誌も過去においては読んでいること自体が「教養」であり「知識人」としての証であったかもしれない。

ただ筆者がもしそう考えているとするならば、それは残念ながらもう化石に近い考え方である。これらの雑誌とてあくまでも情報源の一つでしかなく、現代の教養とはもっと多くの情報の中から真に時代を読む目を持って 情報の質を問いつつ得たものを知識と呼び、その蓄積を教養と呼ぶべきだろうと考える。

 すなわち 教養というピラミッドがあるとするとその底辺に中央公論や文藝春秋があるのではなく、現代のピラミッドはもっと横長であり、これらの古典的雑誌さえ並列に並ぶ石の一つにすぎないということだ。


氏の主張のなかで 医者の収入が減っていると言う指摘は正しい。
ヒマについては医師によりけりだが、心の余裕をなくしているかもしれない。


でもね 受験戦争で 高校時代勉強しすぎてって・・・ アホか?

筆者の出身大学は どこでしたっけ?
赤門があるとこじゃなかったですかね。
受験の難易度で言えば 私たちの多くと同じくらいじゃなかったですか?
氏は受験勉強しなかったんでしょうかね。

私が受験した頃よりも、受験枠は変わらず、子どもの人口は減っているし。

そもそも回り見回しても 受験勉強だけって人間 そんないないですけどね。

語らせたら医者以外で食っていける物持っている奴のほうが多いと思いますよ。


そもそもこんなの駄文よりは よい文章書ける現役医師ブロガーのほうが多いと思いますけど。

ま 私は例外で 批判する時だけ キータッチが冴えますけどね。


それから 不況になったら医療に流れるお金が本当に減ると思います?

最近は 簡単に生活保護に転落しますし、そうなったら医療費がかからないので医療を乱用する方もおられます。これらは税金で賄われていますし。一時的な受診抑制が病状悪化で受診につながってかえって医療費の増大さえあり得ます。あまり決めつけはよくないでしょう。

ただ税収が減ったところに生活保護など増えれば、財政上の問題は大きいと思いますけどね。


しかし・・・ 医療の最後の砦を期待されるのはしかたないけど 教養の最後の砦を期待されるとは思いませんでした。

本来の最後の砦は 象牙の塔にいる人じゃないのかな???

ま象牙の塔にいながらも 都合よく資本主義の奴隷と化して書きまくってる人でないことは確かだろうと思うけどね。


「日本経済新聞」夕刊(毎週火曜日号)
「プロムナード」2009/02/03

 最後の砦の陥落--鹿島 茂

 最近、おそらくはだれもきづくことはないだろう、ある事実を発見し、愕然とすると同時におおいに憂国の思いを深めている。
 なんのことかといえば、文化の最後の砦であるはずの医者が、諸般の事情から完全に無教養層に転落しつつあることだ。今の日本は文化的に危険水位に近づいている。
 (中略)
 いや、話は文学に限らない。美術でも音楽でも、古書の世界、趣味・道楽の世界でも、ようするに金儲けと関係ないことの多くは、代々、医業を家業とする者とその家族によって支えられてきたという厳然たる事実があるのだ。
 なぜなのか?単純な話、医者、とくに地方都市の開業医は、ある程度のインテリジェンスに加えて、金とヒマという財産があったからだ。この三つがそろっていれば、誰だって、道楽および文学・芸術に興味を持つはずなのである。
(中略)
 まず、ないのがヒマ。厚生労働省の悪しき医療システムいじりが幾重にも重なったおかげで、ヒマのある医者というのが日本から干上がってしまった。ヒマがなければ本は読めないし、音楽も聴けない。いわんや、展覧会などに足も運べない。
 では、インテリジェンスはあるのかといえば、これは、かなり前から憂うべき状態となっている。それを知りたければ、医院の待合室に置いてある雑誌を見るとよい。昔は『文芸春秋』・『中央公論』のような総合雑誌が置かれていたが、近年は「あったら奇跡」で、置かれているのは、モノの宣伝で埋め尽くされた金満家雑誌のみ。
 これは、「医者は儲かる」という神話のおかげで医学部の偏差値が上がりすぎた反動である。All work and no play makes Jack a dull boy.という諺どおり、医者は高校時代に勉強しすぎてダル・ボーイ(強いて訳さないでおく)になってしまったのだ。
 そして最後にカネ。統計が示すところでは「医者は金持ち」というのはすでに伝説にすぎなくなっているようだが、今回の恐慌で、その傾向は倍加する。会社を解雇され、企業健保から国民健保に切り替えになったが、その健康保険料が払えないために病気になっても医者にかからないというアメリカ的無保険貧困層の拡大は必定だからだ。医療は不景気に関係ないと思っていたのは昔の話.恐慌で無職・無保険が増えれば、医者に循環する金も減るのである。
 かくして、医者は三無的な存在に堕し、「文化の最後の砦」も陥落し、日本は非文化国家へと転落してゆく。
 悲観的予測だが、これはたぶん当たっている。残念ながら!
(フランス文学者)







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編集 / 2009.02.05 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
医療崩壊における派閥闘争
カテゴリ: 医療崩壊
できるだけ 画面を幅広にしてご覧ください。

これでも 2chは ほとんど見ません。
ま 信じてもらえないでしょうけどね(^_^;)

だって あれ読むのは相当なエネルギーを必要とします。

今回は伊丹の件でスレ紹介されたのを見て ちょっとご紹介。

………………

【社会】 「専門医がいない」「ベッドに空きがない」、
14病院に受け入れを断られ男性死亡・・・兵庫県伊丹市


52 :名無しさん@九周年:2009/02/04(水) 07:25:50 ID:iIRC7H4M0

日本の医療制度は崩壊

  しないよ派─┬─医者が騒いでるだけだよ派
           ├─代わりはいくらでもいるよ派
           ├─足りなくなったら海外から呼べば大丈夫だよ派
           ├─俺が崩壊させないよ派(純情派、絶滅?)
           ├─俺は逃散したけど馬鹿が死ぬまで頑張るよ派(他力派)
           └─三千万出せばいくらでも㌧でくるよ派(尾鷲派)

  するよ派─┬─このままでは崩壊するよ派(警鐘派、2003年頃までの主流)
           │    ├─事故調と刑事免責が必要だよ派
           │    ├─予算の拡充が必要だよ派
           │    ├─医者の給料を減らせば解決だよ派
           │    ├─医学部の定員を増やせば大丈夫だよ派(厚労省派)
           │    └─医者を強制的に働かせるべきだよ派
           │
           ├─もう手遅れだよ派(諦念派、現在の主流)
           │    ├─崩壊の後に再生があるんだよ派─┬─アメリカ式になるよ派
           │    ├─再生なんてないよ派(太公望派)   └─イギリス式になるよ派
           │    │    └崩壊を生暖かい目で見守るよ派
           │    └─崩壊ではなく静かに溶けていくよ派
           │
           └─むしろ早く崩壊したほうがいいよ派(推進派)
              ├─早く崩壊した方が再生は容易だよ派
              ├─自由化して市場に任せるべきだよ派(市場原理主義者)
              ├─医者がいなくなれば医療事故も0になるんだよ派(委員会派)
              ├─金持ち相手に荒稼ぎしてやんよ派(BJ派)
              ├─事業拡大のチャンスだよ派(経団連派)
              └─日本ごと崩壊したほうがいいよ派(毎日派)

………………

さて みなさんは どの派閥に属しておりますか?

この派閥は こんなヘルメットかぶっているとか・・・
アジテーションではこういう用語をよく使うとか
アジトはどのあたりにあって どこによく出没するか

特集したら 本が何冊か書けそうですが。

だれか やってくれませんか?


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編集 / 2009.02.04 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
一生に一度のお願い
カテゴリ: 医療全般
freeaneth フリー麻酔科医のひとりごと さまより
妄想近未来がんセンター前編
妄想近未来がんセンター後編

是非 読んでもらいたいので要約も載せません。
どうか上記リンクでお読みください。



で 子どもの頃 よく言いましたね。

「一生に一度のお願い」

たいてい一度で済んでないですけどね。
それから どんな時にお願いしたのかも忘れちまったけど。


でも これからは 本当に使わないといけないのかもしれません。


自分の家族なら 麻酔はなんとか自分でやるけどな
外科医は頼まないといけない。

ましてや 自分の時は 麻酔科も頼まないとな・・


ところで この 「一生に一度のお願い」 はとても大切に使わないといけません。


たとえば 救急隊の皆さんも搬送先が見つからなくて大変なことがあったでしょう。


でも「外傷はありません」という触れ込みなのに
外からら見てわかる骨折だったとか・・
そんな「だまされた・・」って思った経験を 
ちょっと忙しい救急を経験した医師ならみんな持っているのです。


救急隊もそのときに 「一生に一度のお願い」 を使ってしまったんですよ。


皆さんも イソップ寓話の「嘘をつくこども」(オオカミ少年) は知っていますよね。

これも 「一生に一度のお願いは 大切に使え」と同義なんじゃないかと思いますよ。

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編集 / 2009.02.04 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
喘息とホメオパシー
カテゴリ: 医療全般
「NATROMの日記」さまで紹介されていました。
どうもありがとうございます。

The Japan Royal Academy of Homeopathyに以下の内容が掲載されていた。

タイトル : 息苦しくなった時に喘息系の色々なレメディーを飲んでもなかなかヒットせずあまりの苦しさに気管支拡張剤を使ってしまう・・・というパターンが多いです。
記事No : 2404
投稿日 : 2008/11/13(Thu) 01:15
投稿者 : 女性・33・福岡県・一般

いつも体験談を興味深く拝見しております。
今年は気候が変だったせいか、喘息の発作が出ることが多くなりました。
特に夜に出るのですが、朝や昼間でも少し走っただけで息が苦しくなったりします。
(先月から、朝夜20分くらいかけて自転車通勤をしているのですがその時にも息苦しくなります)
最初はレメディーで対応してましたが、すぐ治まるのでだんだん気管支拡張剤を使う頻度が増えてしまいました。
また、お酒を飲んでも咳が出て息苦しくなります。(赤ワインや焼酎)
Dxシリーズのエグゾーストは何度かヒットしたことがあります。(一瞬、中国からの汚染物質が来てる??と思ってしまいましたが)
このような状態にはどんなレメディーが良いのでしょうか?
あと、息苦しくなった時に喘息系の色々なレメディーを飲んでもなかなかヒットせずあまりの苦しさに気管支拡張剤を使ってしまう・・・というパターンが多いです。
なかなかレメディーをヒットさせるのは難しいですね。


管理人
よくあるパターンとして、体毒の排泄としての皮膚発疹をステロイドなどで抑圧すると今度は肺の粘膜から排泄しようとして咳がでます。この排泄としての咳を気管支拡張剤などで止めるとどうなるかというと、肺には異物があり続けるので粘液がどんどん溜まり続けます。こうして、咳が出続ける喘息に移行します。それをまた気管支拡張剤で抑圧し続けると肺にびっしり粘液が張りついて窒息死してしまうわけです。こうして、強いステロイドの気管支拡張剤が使われるようになった1990年以降、喘息は死に至る可能性の高い危険な病気になってしまったというわけです(予防接種トンデモ論より)。
肺に体毒が溜まっているために咳が出ている場合は、咳は出ざるを得ないのではないかと思います(レメディーで止められないのではないかと思います)。ホメオパスに相談されることをおすすめします。苦しいときは、サポートHaiやサポートSekiなどとられるとよいでしょう。



 いやひどい内容ですね。

 NATROMさまが 丁寧にデータを示しています。

 昔勤めていた病院は救急対応をするということで 喘息患者さんであふれていました。死にかける発作を起こす患者さんもたくさんいて当直はとても大変で、そして恐怖でもありました。

 個人的な経験でもステロイド吸入が治療のスタンダードとなってからというもの、病院で当直をしていて夜間に喘息発作で起こされる回数は明らかに減っているのです。

 その一方で漢方で治したいと遠方の漢方医に行きながら、発作を起こすと時間外に来られる患者さんに大変な思いをしていたときも 「ステロイドきちんと吸入すれば・・」と 腹立たしい気持ちになったのことを今でも強く覚えています。

 とはいえ、ステロイドがスタンダードとなった今も喘息死から解放されたわけではありませんが、絶対数は減っていると思いますし、データはそれを示しています。

 そんななか ホメオパシーは平然とこんな内容をうそぶいているのです。

 このことを信じて失われた時間とお金がとても残念です。そしておそらくはもっと大事なものが失われているのではないかと・・さらに腹立たしいのは言うまでもありません。


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編集 / 2009.02.02 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
プライムH
カテゴリ: マスコミ
1月30日 NHKの道内向け番組 プライムHで「北海道の救急医療」についての番組があった。

予想に違わぬひどい番組でした。

最終的な搬送先に1時間以上かかることがさも最近増えたの如く、そしてそれが「医師不足によって引き起こされた」の如く、まるっきりピントずれ。

番組の進行役は 中身のないのを隠すか如く語気を強めて語るばかり。


アンケートをもとにと言いますが、各医療機関へのアンケートは番組の概要について宣伝し始めた時にはまだ回収されていなかったのです。

救急搬送のデータにしても昨年末に道庁がまとめたデータだけ。以前のデータと比較するなり救急の質の変化は提示なし。

道庁のデータが出て 「救急患者の最終搬送先まで時間がかかるのは 医師不足のせいにちがいない」との先入観で番組作りを始めたもののデータが上手く集まらず、軌道修正できないままの番組となったのだろう。

年末のNスペと言い、ちょっと目に余る番組が目立つ。


救急ヘリは 必要ですよ。もちろん。

でも ホント言えば 2機じゃ足りない。
北海道新幹線に500億とか使えるなら ヘリ5機50年使えるし。

わかってるとは思うけど 夜は飛べないし、悪天候もダメよ。
それから ヘリは狭いし、うるさいし、中ではたいしたことはできません。
動くERなんて とてもとても。
私が搬送でヘリに乗ったのは1回だけだけどさ。

ヘリで全部は解決しないから。

あとね 無理して飛べばヘリは墜ちるからね。
患者搬送関係で 過去にも沖縄と最近では徳之島で墜ちましたよね。
どうかお忘れなく。

アイスバーンで路肩に墜ちた救急車も数知れずですけど。


医療と同じで救急搬送もリスクがあるのですよ。


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編集 / 2009.02.01 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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くらいふたーん

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畑も少しやっている

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