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クーパー
カテゴリ: 医療全般
福島大野病院事件の求刑が出ました。

禁固1年 罰金10万円とのこと。

実際に求刑が出ての感想だが、やっぱりショックだ。


さて ずっと気になっていたことについて それは

クーパー剪刀


医師のキャリアを外科でスタートしたんだが、その経験で言えば
クーパー剪刀は外科医にとっては切る道具と言うよりやっぱり
剥離の道具で鈍的に剥離をして 時に緊張の強い線維性の癒着を
切り、ついでに糸も切る道具だ。

剪刀=はさみ と言う観念で素人が考えれば ぶった切ったと思うかもしれないが
視野を取りながら剥離したり、指の届かないところに剥離をするのには
欠かせない道具なんだが・・・

現場でしかわからない常識ってものがどこの業界にもあるはず。


ちなみに外科医に「指ってどんな道具?」って聞いてみればいい。

各種の器具を扱うのはもちろん、それ自体が眼となり臓器の位置関係など
も把握する。
また時には手術を容易にするために臓器を押さえる最高の道具となる。
さらには腸管の癒着などを鈍的に剥離する最高の道具のひとつでもある。

ただ指を使って剥離をしたら 視野が取りづらくなったりもする。
子宮の中に指で剥離しづらいときにクーパーなどの道具を差し込んで
よい剥離の層に滑らせるのは当たり前の手技のひとつだろう。

こんなこと 一般の人にはわからないだろうけど。

はさみ ってイメージが強すぎるんだろうな。


最高の道具である指を使って剥離して出血させたら・・・

指を使ったせいで・・・って法廷で糾弾されるんだろうな。 悲しい。


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編集 / 2008.03.24 / コメント: 0 / トラックバック: 2 / PageTop↑
ユダヤ人と医師との類似性についての一考察
カテゴリ: 医療全般
あまりにも大きなタイトルをつけたが、『私家版・ユダヤ文化論』(内田樹 著)を引用しながら医師の類似性について少し考えてみたい。

 「なぜ、ユダヤ人は迫害されるのか」
 「ユダヤ人迫害には根拠がない」と答えるのが「政治的に正しい回答である。

 (一部略)

 「ユダヤ人迫害にはそれなりの理由がある」と答えるのは「政治的に正しくない回答」である。なぜなら、そのような考え方に基づいて、反ユダヤ主義者たちは過去二千年にわたってユダヤ人を隔離し、差別し、追放し、虐殺してきたからである。
   (私家版・ユダヤ文化論 はじめに より抜粋)



 ユダヤ人を医師に置き換えて、多少文言を調整してみた。

「なぜ医師はバッシングされるのか」
「医師バッシングには根拠がない」と答えるのが「政治的に正しい回答」である。

 「医師バッシングにはそれなりの理由がある」と答えるのは「政治的に正しくない回答」である。なぜなら、そのような考え方に基づいて、反医師主義者たちはこの現代において医師を徴用酷使し、差別し、訴訟し、ドロッポに追い込んできたからである。



なんともすっきり当てはまってしまうのである。

さらに引用を続ける。

 ユダヤ人は前段の通り、宗教的理由から、キリスト教世界では「賤民」として扱われ、土地の所有や農業への従事が禁じられていた。彼らには高利貸しや行商や芸能など、キリスト教徒からすると非生産的な職業だけしかゆるされていなかった。従事できるのを非生産的な職業に限定しておいて、その上で、ユダヤ人は非生産的な職業にしか従事しないと非難するのはまことに理不尽な話である。
      (同 第一章 ユダヤ人とはだれのことか より抜粋)



これまた ユダヤ人を医師に置き換えて文言を少しいじる。

 医師は、文化的理由から、日本現代社会では「賤民」として扱われ、他の職業に就くことは税金泥棒として扱われていた。彼らには僻地勤務や32時間労働など、一般住民からすると激務しかゆるされていなかった。従事できるのを激務に限定しておいて、その上で、医師は高給取りだから激務は当たり前と罵倒するのはまことに理不尽な話である。



ちょっと無理もあるけれど、ナチの時代に祖父母の代にユダヤ人であれば いかに改宗しようともユダヤ人と扱われて迫害されてしまったのである。

医師も一旦医師となれば、一生懸命働いても適当に働いても、あるいは医師をやめてしまっても結局は「医師のくせに」との前置きを有り難くもつけていただけるわけである。

迫害されるものには共通のパターンがあるという考え方もできるが、それにしてもと思う。

この話題については引き続いて書いてみたい。


編集 / 2008.03.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
ユダヤ人と医師の類似性
カテゴリ: 医療全般
私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)私家版・ユダヤ文化論 (文春新書)
(2006/07)
内田 樹

商品詳細を見る


何気なくですが この本を読みました。

「どうしてユダヤ人は迫害されるのか?」についての個人的考察の形態を取っているんですが、読んでいるうちにユダヤ人の立場と現代の医師の立場の類似性があることに気がつきました。

現在の医師バッシングとも言える社会の動きの背景が少しわかるような気がしました。

一度目は そのまま 二度目は「ユダヤ人」を「医師」に変えて読んでもらいたい本です。

編集 / 2008.03.20 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
勇気ある医師を応援します
カテゴリ: 医療全般
昨日のエントリで触れた行政訴訟の続報。

m3の記事の概要が報道されている。
http://www.m3.com/tools/IryoIshin/080318_2.html

 提訴の理由を澤田石氏は、「今改定前も一定日数を経た後は点数が下がるなどの問題があったものの、医学的な必要性が認められれば、リハビリの実施は可能だった。しかし、今改定により医学的必要性があってもリハビリの点数が算定できなくなった。

 これはリハビリを必要とする重症患者の切り捨てだ」と説明する。その上で、「前回の2006年改定でもリハビリを問題視する方が署名活動を行ったが、それでもあまり効果はなかった。改定実施の4月1日までには時間がないこと、また厚生労働省に一市民が問題提起しても影響はないことから、提訴するのが一番有効な方法だと判断した」と澤田氏はつけ加える。

 リハビリの算定日数の制限は、重症のリハビリ患者を受け入れる病院への影響が大きいが、こうした患者を多く抱える病院は少ない。提訴に踏み切ったのは、病院団体を通じた活動が期待できないことも一因だ。

 代理人を務める弁護士の井上清成氏は、「療養担当規則には、『リハビリテーションは、必要があると認められる場合に行う』と記載してある。療担規則は省令であり、通知よりも上位の法令に当たる。

 通知でリハビリの日数制限を行うのは、違法であり無効。憲法25条で定める生存権にも違反している」と法的な問題を指摘する。


勝てないかもしれない。

でもこの動きがきっと大きな流れを生むだろう。


そして 私たちは見ている。

マスコミがこの訴訟をどう報道するか

誰が医療の敵なのか

この訴訟を見ると手に取るようにわかるだろう。

編集 / 2008.03.18 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
行政訴訟でググってみた
カテゴリ: 医療全般
「診療報酬」 「行政訴訟」 でググってみたらこんなものにヒットした。

http://www.med.or.jp/jma/50th/pdf/50th140.pdf
日本医師会 創立記念誌 戦後50年の歩み


 前年暮れから紛糾を続けていた中央社会保険医療協議会(中医協)は,年が明けても対立が解けず,答申を出せない状況が続いた。このため,磯部喜一会長が「公益委員としては政府案どおりの引き上げはやむをえない」との報告を出し,神田博厚相が9.5%の診療報酬引き上げを職権告示した。

 支払い側は職権告示に反発して中医協や社会保険審議会の審議をボイコットする挙に出た。健保連と4健保組合が職権告示取り消しの行政訴訟を起こした。

 この行政訴訟で,東京地裁が効力停止の決定を下したことを受けて,厚生省は4組合の加入者には旧料金の診療報酬を認めるとの方針を流したため,5月1日から医療現場では,4組合加入者は旧料金,そのほかの国民は新料金という2本立て医療費の混乱が生じ,岩手医科大学附属病院では患者が死亡する事件も起きた。

 厚生省はまた,政管健保の財政赤字対策のために,薬剤費の半額自己負担などを盛り込んだ健保法改正案を審議会に諮問した。

 日本医師会は,職権告示から始まる2本立て医療による混乱の責任は厚生省と健保連側にあるとの姿勢を堅持し,薬剤費半額負担をねらう健保法改正案には断固反対した。

 2本立て医療費問題は東京高裁が地裁決定を覆す決定をしたことで決着し,秋には4組合も訴訟を取り下げた。中医協も再開され,薬価基準の引き下げを原資として,診療報酬が3%引き上げられた。



 1965年の話だけれど こういう事例があるんだね。勉強になった。

 政府のやろうとしていることが良くないと思うのなら やっぱり戦わないといけないってことだね。

 労多くして 直接的に得られるものは少ないかもしれないけど 交渉手段のひとつにはなるし、使うことは抑止力にはなるだろう。

 本来の医師会の仕事だと思うけど こんなことを一人の医師がやろうとしているんですよ。

 ま、今の日本医師会には望むべくもないけど。 高い会費は何処へ・・・。




編集 / 2008.03.18 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
診療報酬改定に対して行政訴訟
カテゴリ: 医療全般
訴訟なんて起こされたくもない。

かといって訴訟を起こすのも敷居が高いが 勇気を出して訴える医師が現れた。

今回の診療報酬改定においては 後期高齢者制度の具体的内容が盛り込まれ、医療現場は混乱するのは確実と思う。

今回の改定における後期高齢者が一般病院へ入院していた場合の入院料の逓減など後期高齢者への仕打ちに対して これを棄民政策ともいえるものとして、明日(3月18日)にも行政訴訟が起こされる模様。

http://homepage1.nifty.com/jsawa/medical/

訴訟が起こされたら大きく報道されるとは思うが、このページも是非一度 ごらんあれ。


それにしても 後期高齢者って言い方 絶対なじめない。

そうそう75才未満でも(65才~74才)障害者手帳もらっている人は 何もしないでいると後期高齢者に入れられちゃうみたいだから、早めに手続きしないと!

でないと一般病院では たとえ合併症でこじれても マルメで検査も投薬も十分でき無くなっちゃうから・・・。

編集 / 2008.03.17 / コメント: 0 / トラックバック: 1 / PageTop↑
よかった人がいない
カテゴリ: 医療全般
キャリアブレインのニュースからですが。

確かに 誰も良かった人はいない。


大岡裁きに 三方一両損というのがあった。

三両落とした人と拾った人が互いに譲り合う。
そしたら大岡越前守が一両差し出して合計四両にして
二人に二両ずつ分け与える。
落とした人も拾った人もそして奉行もみんな一両損した。



とまあ そんな話なんだが。
でも なんで奉行含めて一両ずつ取って三方一両得にしなかったという話もある・・・

ま そんな話はさておいても 診療報酬改定は 国民、保険者厚労省、医療者
いずれも一両損ということか・・


しかしながら医療側は最近はずっと一両ならず十両損を強いられてきたわけで
仕事量の増加を勘案すれば実質まだマイナスなのに 見かけ上のプラス改定で
おためごかしされても・・っていうところ。


財政、政治、環境などすべてにおいて手詰まり感しかない時代だから
そんな簡単にいい話があるとは思わないけどさ。


良かった人がいない と言わせる政治はねえ・・


今回の診療報酬改定「よかった人いない」
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15106.html

日本医療法人協会の豊田堯(たかし)会長は3月14日の代議員会・総会のあいさつで、薬価を除く本体部分が8年ぶりに引き上げられる4月の診療報酬改定について「これでよかったという人はいないのではないか」と述べ、今回の引き上げ幅では病院医療の窮状を解消するには不十分との認識を示した。

【関連記事】
08年診療報酬改定案を答申
社会医療法人、認定取消時の課税は?

 豊田会長は、今回の診療報酬改定について「長年続いた(本体部分の)マイナス改定が下げ止まり、0.38%とわずかだがプラスになった」、「医療関係者に経緯がよく見える形で改定が行われた」と一定の評価を示した。

 ただ、本体部分の引き上げが0.38%(医科はプラス0.42%)にとどまった点は「形だけはメリハリがついたが、実質的には今回の改定でよかったという人はいないのではないか」と述べた。その上で、良質な医療の提供にはどれだけの財源が必要なのかを明らかにした上で、それを確保していくことが不可欠との見方を示した。

 また、本格的な制度運用が4月から始まる社会医療法人については「(改正医療法の成立から)1年9か月が経ってようやくアウトラインが決まった。実際に動き出すまでにあと2週間程度しかないところで政省令と告示のパブリックコメントを募集したり、ばたばたしている」と厚労省の段取りに苦言を呈した。

 いったん社会医療法人の認定を受けた後、取り消しになった場合の税制面の取扱いなど、いまだに不明確な部分があることも不安視した。

更新:2008/03/14 19:35 キャリアブレイン



キャリアブレインのニュースの扱いは ホントにいいネ。
 

 
編集 / 2008.03.17 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
選手に走れと言うのなら
カテゴリ: サッカー語録から学ぶ
    サッカー語録から学ぶシリーズ

 選手に最後まで足を止めるなと叫ぶなら

 俺たちも最後まで足を止めちゃならない


    無名のサポーター




政治の恩恵を享受する人は政治に対して

社会の恩恵を享受する人は社会に対して

医療の恩恵を享受する人は医療に対して

それぞれ自分にできることを最後までやって文句を言えと言うことです。

やらずに文句を言う人が多すぎる・・・


編集 / 2008.03.16 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
コンサドーレ2連敗
カテゴリ: コンサドーレ札幌
Jリーグ始まったのでやっぱり触れておかねば・・・

本日ホーム初戦。

ゲーム最初からビビリ入ってるし。

それでもマリノスの決定力不足にも助けられ前半は無得点。
前半終了間際に幸運のPKを得たけど外してしまったのは残念。
こういうところはものにしないと勝てない。

ところが後半 なんときれいな形でコンサ先制。

その後もマリノスの拙攻に助けられて何とか逃げ切れそうだったが・・・

終了間際に立て続けに2失点して逆転負け。

メンバー的には確かに厳しい。
でも腐らずに そしてビビらずにしっかり守備すればチャンスはあるはず。
残留目指して頑張ってほしい。


ただ 今日の選手交代はちょっと疑問。

守りたいなら 西は残しておくべき。
西を下げたいなら 中山を入れてクライトンを一列下げるべきだったと思うが。

クライトンが合流して間もないために中盤に下げる勇気がなかったのかもしれないな。


編集 / 2008.03.15 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
噂の「噂の東京マガジン」
カテゴリ: 医療全般
森本毅郎の暴言が噂になっております「噂の東京マガジン」ですが

その発言内容が紹介されております。

研修医の研修医による研修医のための
http://ameblo.jp/reservoir-dogs/entry-10078727506.html

医者育てるために助成金ってかたちで

大学にお金いってるでしょ

あれ税金なんで医者は卒業したあと

勝手にそんなすぐやめて自分で開業

するようなことがないような縛りがあって

当然だよ。

すごい大金いってますからね、大学に
 



そこまで言うんだからさ やっぱりNHKのアナウンサーもさ

NHKではみなさまの受診料受信料使って

一人前になったんだから 民放で自分のために

稼ぐなんてことはやっちゃだめだよね。

もちろん 当然ですよね?



そもそもこの人に他人のモラル語る資格ないでしょ。

モラルには時効はないんだよ。

違反してもたいした懲罰はない代わりにね。

番組降りたくらいじゃ 許されてませんからね。






編集 / 2008.03.13 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
人権擁護法案
カテゴリ: 全般



この法律ができたらさ

当直という名の時間外労働を強いられましたと言って
人権侵害で訴え出るしかないだろうな・・・

でも医師には人権などないって言われるか・・・orz
すでにないも同然だもの。




編集 / 2008.03.12 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
知っているけどしていない
カテゴリ: 医療全般



できるだけ時間内に受診する

      知っているけどしていない


緊急の時だけ救急車を利用する

       知っているけどしていない


妊娠したら検診を受ける

       知っているけどしていない


診療を終えたら支払いをする

       知っているけどしていない



医療は不確実なものだ

       知っているけど訴える

編集 / 2008.03.11 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
公共広告機構さんにお願い
カテゴリ: 医療全般


摂食障害という病気 実は思ったより意外と多いんですよ。

思わぬ患者さんから過食や催吐の話を聞いて驚くことがあります。

是非この病気についてもっと社会的認知度が上がって多くの人が救われればなあって思います。

このような啓発画像を作って放送してくれないですかね。
公共広告機構さんにお願いです。
編集 / 2008.03.08 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
全自動Wikipediaメーカー
カテゴリ: 全般
全自動Wikipediaメーカーなるサイト
http://crocro.com/auto_pedia/

おもしろいです。


有名人に 厚生労働省と入れてみた。 結果はこれ

物品名に またまた厚生労働省と入れてみた。 結果はこれ

ただ 結果は毎回変わるみたいですね。

私がやった結果から一部紹介


Wikipediaメーカーより

厚生労働省と近畿厚生局の関係

近年厚生労働省に対する研究は活発になっており、これまで分かっていなかったいくつかの事実が判明している。それらの中でも特に注目に値するのは、研修医や厳重注意との関係である。近畿厚生局の分野での厚生労働省の重要性は周知の通りだが、この範囲に収まらない重要性が現在指摘されている。

この時期、厚生労働省に関しては多くの言説がなされた。その中でも代表的なものは「愚痴、悩みを語ろう」である。

以下、その他の厚生労働省と近畿厚生局に関してなされた発言をいくつか掲載しておく。

* 厚生労働省は05年10月、障害者施設での虐待防止を求める通知を出した。
* 研修医の給料が悪いというのはそもそも論外なのだが、資格が無いというのにアルバイトした人たちをとがめないのもおかしい。
* 厚労省が助言制度、地域に専門家派遣、厚生労働省は9日、深刻化する医師や看護師不足に悩む都道府県を支援するため、専門家を派遣する「地域医療アドバイザー派遣事業」を始める方針を固めた。

(略)

厚生労働省と労働時間の関係

現在、厚生労働省は労働時間との関係で語られることが多い。その根拠となることは、厚生労働省と労働時間が、サービス残業や使用者で結びついていることにある。特に、「毎日の仕事ご苦労様である」という意見は注目に値する。この発言は、厚生労働省の本質をよく語っている。

以下、厚生労働省と労働時間に関してなされた発言の中から代表的なものを挙げておく。

* 昨今の厳しい企業間競争が続く中で、従業員の厚生労働省は長時間化し、サービス残業が大きな問題となっている。
* 厚生労働省は昨年12月、労働法制見直しついての最終報告案を労働政策審議会に提出、し、早ければ今年の通常国会での成立をもくろんでう。
* 職場の読者の方々の運動と、日本共産党の国会論戦が実った、れっきとした犯罪であるサービス残業解消にむけ厚生労働省は、「労働時間の適正な把握のために使用者の講ずべき措置に関する基準」と題する通達を出した。

現在インターネット上では厚生労働省と労働時間について議論されているWebページの数は133,000件である。現在、厚生労働省と労働時間の注目度は非常に高く、これからますますその注目度は高まっていくと予想される。



特に

れっきとした犯罪であるサービス残業解消にむけ厚生労働省は、「労働時間の適正な把握のために使用者の講ずべき措置に関する基準」と題する通達を出した。


このところは良かったなあ。

Wikipediaメーカー 恐るべしであります。
編集 / 2008.03.08 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
医療用語の前に
カテゴリ: 医療全般
医学用語はたしかに理解しにくいことばもあるでしょう。

ついわかりにくい言葉使ってしまって言い直したりと言う経験もたくさんありますが・・・。

でも

これは医師側の言葉遣いが日本語として適切さを欠くケース


としてマニュアル整備ですむんでしょうか?

救急車を「やかんむりょうたくしー」と読んだり、会計カードに「支払いをすませてから薬をお受け取りください」と書いてあるのに、金も払わずに薬もらって帰る人がたくさんいるこのご時世です。

患者に理解してもらうことが難しいと感じた言葉?

私なら こう答えます。  もちろん 日本語 です。



http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080306-OYT8T00445.htm

患者に通じない736語 合併症、病理、寛解、浸潤…
国語研 言い換え例検討

 「予後」や「病理」といった医師が使う専門用語について、国立国語研究所が全国の医師を対象に調査した結果、患者に意味が伝わらなかった言葉が、736語に上ることがわかった。

 同研究所は来年春をめどに、医療用語をわかりやすく言い換える例などを示した「病院の言葉の手引」(仮称)を作成する。

 日本語の調査研究をしている同研究所が、ある特定の分野の専門用語についての用語集を作るのは初めて。同研究所の杉戸清樹所長は「医師の説明を理解できず、不安を感じながら治療を受けている患者は多いことがわかった。医師と患者さんの橋渡しをしたい」と話している。

 調査は昨年11月、全国の医師約2000人に、患者に理解してもらうことが難しいと感じた言葉や、言葉が通じずに困った具体的な経験などを尋ね、364人から回答があった。

 このうち最も多くの医師が誤解された言葉として挙げたのが「予後」。一般的には、病後の経過や病気のたどる経過についての医学的な見通しを指す言葉だが、がん診療の際には「余命」の意味で使うことが多い。これは医師側の言葉遣いが日本語として適切さを欠くケースとみられる。77人の医師が「意味が通じなかった」などと回答していた。

 「合併症」も40人が「通じない」などと答えた。多くの医師は、「手術後に最大限努力しても起こってしまう可能性のある副作用の一部」などと言い換えているとしたが、「いくら説明しても『医療ミス』のことだと間違われる」といった声もあった。

 「陰性」の場合は、「『インフルエンザは陰性でした』と言うと、『やはりインフルエンザでしたか』と言われた」。本人や家族にショックを与えないよう「がん」を「悪性腫瘍(しゅよう)」と言い換えたところ、「『がんでなくてよかった』と誤解された」という回答も。

 同研究所は、言語学者や医師、看護師など約20人による「病院の言葉委員会」を設け、今年秋までに中間報告をまとめる。最終的には、医療用語50~100語を選び、公表する。患者側にも広く公開したい考えだ。

 国立国語研究所 文部科学省所管の独立行政法人。東京都立川市に所在。研究者約40人。「国民の言語生活に役立つ」研究を行うとして1948年、設立。日本語のデータベースを作成する情報資料部門もある。
(2008年3月6日 読売新聞)

編集 / 2008.03.07 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
歯科医の救急研修について
カテゴリ: 医療全般
この歯科医の研修の問題は非常にデリケートな問題をはらんでいる。

歯科医は歯科の治療のためであれば全身麻酔をかけてよいということになっている。
ここでいう歯科治療は単なる抜歯などから、大きな皮弁などで再建するような大がかりな手術まで含まれている。

同じような手術は耳鼻科や形成外科といったところでも担当するのだが、同じような場所の同じような侵襲の手術であっても、耳鼻科が担当すれば歯科医は麻酔できないし、歯科・口腔外科というところが担当すれば麻酔をかけてよいということになっている。


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一方 歯科医が担当する患者さんでも全身の病気は持っている。
当然入院中や外来でも治療中に容態が急変することもあろう。

また歯科では治療のために麻酔を使うが、時にこのときに使う薬が合わなかったり、あるいは麻酔の注射自体が痛いのでこの痛みで血圧が下がるようなことがある。

当然こういう場できちんとした対応ができないと困るわけで、そのための準備も必要だ。救急の現場での研修も当然重要だし、必要だろう。

ただ残念なことにこうしたことの重要性は言われていても、法的根拠などの整備は十分にされていたなかったように思う。昔決めた医師と歯科医師との役割分担のままきてしまったのだろう。


 市立札幌病院での研修で、ここで研修した歯科医の先生の救急対応能力はずいぶん良くなっただろうと思うだけに今回裁判は結果も残念だが、裁判になってしまったこと自体も残念に思う。

被告の先生だけに責任を取らせて、歯科医の研修について目をつぶってきた厚労省の無策ぶりだけが、判決からも浮き彫りになっているように思う。

北海道新聞 H20年3月6日夕刊

資格外医療、二審も有罪
            市立札幌病院 研修歯科医の救急行為(03/06 13:49)

 市立札幌病院救命救急センターで研修中の歯科医に医療行為をさせたとして、医師法違反(医師以外の医業禁止)の罪に問われた同センター元部長、医師松原泉被告(57)の控訴審判決公判が六日、札幌高裁であった。矢村宏裁判長は、求刑通り罰金六万円とした一審判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

 判決理由で矢村裁判長は「歯科医が緊急事態に対処する能力を身に付けるために、研修は必要」と認定した。しかし、同病院での研修については「患者に歯科医であることの説明がほとんどされないまま、医師と同様の立場で医行為を行っており、極めてずさん」と指摘。一審判決後に厚生労働省が作成した、研修の目安を示すガイドラインに照らした上でも「違法性は退けられない」との判断を示した。

 弁護側は「指導医の下で行われた安全な研修で医師法違反に当たらない。研修は、容体が急変した患者への対応能力を向上させるための正当行為で、違法性もない」として無罪を主張。検察側は控訴棄却を求めていた。

 一審判決によると、松原被告は一九九八年八月から二〇〇一年三月にかけ、同センター研修医として歯科医三人を順次受け入れ、当直医や担当医として配置。七人の救急患者に対して、救急車内での気管内挿管などの医療行為を行わせた。

編集 / 2008.03.06 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
全国医師連盟
カテゴリ: 医療全般
全国医師連盟の記事が北海道新聞の夕刊に載りました。

この手の記事にしては珍しく 夕刊。
取材自体は 一ヶ月近く前に受けていたようなんだが。

今日掲載した理由が知りたいなあ。
おまけに隣には市立札幌病院で歯科医が救急研修していた件の控訴棄却のニュース。

何か思惑があるのか・・・
今日たまたま誌面に余裕があったのか。

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それにしても設立準備委員会の参加者のなかで北海道は1割近い数字に達している。

それだけ北海道の状況が切実と言うことだと思う。

北海道新聞 2008年3月6日夕刊

全国の病院勤務医らが中心となって、新たな医師団体「全国医師連盟」の設立準備を進めている。開業医中心の日本医師会とは別に、これまで声が表に出にくかった勤務医らの労働条件改善などに取り組む考えだ。すでに道内からも50人の医師が参加を決めており(すいません、僕もそのうちの一人ですw)、夏の設立総会に向けて、さらに参加を呼びかけている。

連盟発足に向けた「設立準備委員会(黒川衛代表世話人)」の会員数は現在640名。勤務医や研究医が8割を占め、開業医は二割(開業医の先生も参加されているんです!)ほどといい、平均年齢も40代と比較的若いのが特徴だ。

道内50人のうち15人は発起人に名を連ねており、同委員会のホームページ上で名前を公表している(僕はしてません)。

医師不足などを背景に、病院勤務医の労働環境は悪化しており、地方から医師流出を招く一因となっている。

連盟発足後は、医療現場で労働基準法が遵守されるよう、国や医療機関に働きかけていく他、医師が個人加入できる労働組合の創設などを目指す。また、医療紛争防止に向けた取り組みや、国の医療費抑制政策の転換などを求めていく。

既存の医師会は開業医や病院経営者の会員が多いこともあり、現場で働く勤務医らの声が反映されにくいという指摘があった。

設立準備委員会執行部の、おたる北脳神経外科の遠山義浩院長は「医療崩壊を防ぐためにも、現場の声をもっと発信していきたい。ぜひ多くの医師に参加してほしい」と話す。設立総会は7月に予定している。
同委員会のHPはhttp://www.doctor2007.com/

編集 / 2008.03.06 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
貧すれば鈍す その2
カテゴリ: 地域医療~北海道
貧すれば鈍す 夕張の話で考えていたけれど 医療の世界も考えたらおんなじだね。

働いた分にきちんと払っていたら うちの会社が破綻するから 報酬カットするって・・


これってつぶれそうな会社が職員にやることでしょ。

夕張市では職員の給料カットしていますが、よく考えたら診療報酬カットも全く同じ事じゃないですか。

そうか・・・ 医療は破綻してたんだ。
医療財政にが破綻するから・・・じゃなくて すでに破綻しているからカットするんだね。


医療も貧すれば鈍す。 

今の生活も 弱り目に祟り目だ。



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ところで 夕張市の財政標準規模 44億円と言われているのに赤字360億円

借金が収入の10倍近いわけで 普通年収 1000万でも一億の住宅ローンとか組めないからホントに大変ですよ。

日本の国家予算 はその数字を取るかで変わるけど一般会計82兆円
現在の国の借金 895兆円(借金時計より

夕張も国も同じレベルじゃないか・・・。

日本も貧して鈍してるわけだ。

編集 / 2008.03.06 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
デザイン変更
カテゴリ: 全般
スキンを変えてみました。

ちょっと気分転換になれば・・・と思います。

編集 / 2008.03.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
貧すれば鈍す
カテゴリ: 地域医療~北海道
皆さんもご存知でしょうが、北海道新聞からプール関連のニュース二つ紹介。

政破綻により営業縮小  →  雪下ろしも行えず
     ↓                  ↓
屋根の雪がとけず       → 屋根が崩落  



このニュースを聞いて 貧すれば鈍す とはこのことだと思った。


そもそも再建計画とか財政立て直しとかいうのは最大限うまくいったら・・
という計画になりがち。
それくらいでないと 計画そのものが成り立たないから・・。

人間弱ったときには さらに苦しいことが重なるという前提で計画を
立てるのは困難だ。

残念ながら夕張の再建計画も最大限うまくいってという計画だったと
私には思えました。

こうした不測の事態に対応する余力は再建計画には込められて
いないと思います。

果たして道庁は どう対応するのでしょうか?
たぶん あと数年内に夕張に続くところが立て続けに出てきます。
それを考えると 道庁も夕張にプールを我慢してもらうという苦渋の選択を
するのではないかと言う気がしています。


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貧すれば鈍す を調べてみました。
故事百選 http://www.iec.co.jp/kojijyukugo/vo34.htm
似たことわざに 恒産なくして恒心なし といのもあるようですね。

ある程度の財産を持っていないと安定した気持ちを保つのは
特に凡人には難しいということのようで誠にもっともと思います。

経済的に苦しくなると 思い切った計画を立てられません。また
不慮の事故を乗り切る余力にも欠けます。

夕張の再生は祈ってはいますが、人口減も進んでいるようですし
再建計画については早めに最悪の事態を想定した計画への
練り直しが必要になりそうですね。

残念ながらこうした事態においてはさらに良くないことがやっぱり
おきるんですよ。
起きてはほしくはないけど 私も夕張に起きないでほしいとは思うのですけど

でも起きるかもしれないって思って準備はしないといけません。


 弱り目に祟り目  とか 泣きっ面に蜂 というじゃないですか。

そういうことが よくあるから ことわざがあるんです。


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/yuubari/79327.php

夕張市内唯一の水泳施設で屋根が崩落
 雪の重みや老朽化が原因(03/03 07:18)
 【夕張】夕張市内唯一の水泳施設「市スウィミングセンター」で二日朝、屋根が崩落しているのが見つかった。雪の重みや老朽化が原因とみられる。同市は財政再建計画で本年度、四つの屋外プールを全廃しており、同センターが修復できなければ、水泳教育などに支障が出ることになる。

 同センターは一九七一年の建設。鉄筋コンクリート一部二階建て、建築面積約千百平方メートルで、二十五メートルプールや幼児向け小プールを備える。

 二十五メートルプール真上の三百平方メートル以上が崩れた。

 散歩の住民が同日朝に発見した。一日夜から二日早朝にかけて崩落したとみられる。当時は無人でけが人などはなかった。屋根の積雪は一メートル近かった。

 同センターは通年開放していたが、財政破たんで○六年十二月末に休止。〇七年は七月十三日-八月二十四日の夏季限定で営業した。通年利用時は暖房で屋根の雪が溶けていた。

 今季は二月に大雪が続き、一日の積雪は平年より二五センチ多い一三三センチ。しかし、再建計画に基づく超緊縮財政下とあって、休止施設の屋根の雪下ろしは手つかずだった。

 市は今年も夏季開放を計画していたが、三日に対応を協議する。市教委担当者は「水泳を楽しみにする子どもたちに申し訳ない。修繕が可能かどうか見当もつかない」と話した。

 同市では、屋外プール廃止や同センターの夏季限定で小学校の水泳授業が減り、夕張水泳協会も所属児童の練習機会が激減。同センターの開放期間延長を市側に要請しているところだった。



市長、プール修復に意欲 原因究明、道に協力要請(03/04 08:00) 
【夕張】夕張市の藤倉肇市長は三日、屋根が崩落した同市唯一の水泳施設「市スウィミングセンター」を視察、修復に意欲を示した。市民からも修復を望む声が出ているが、市内部には、破損が激しく、多額の費用がかかるとみて疑問視する向きもある。

 藤倉市長は「(修復は)大工事になりそうだが、子供たちのためにも早く再開するのが私の使命」と述べた。修復が今夏に間に合わない場合、近隣町村の施設を借りたり、財政再建計画で本年度廃止した屋外プールを一時復活させることも検討するとした。

 崩落原因は、屋根に積もった雪の重みや老朽化とみられるが、市は修復が可能か見極めるため詳しい原因究明を進める方針。

 ただ、昨春の財政再建団体移行に伴う職員大量退職などで建築の専門家が不足しているため、道に協力を要請した。

 所属児童約三十人が同センターで練習してきた夕張水泳協会の伊藤保則事務局長(62)は「財政再建団体だから、どうにもならないというあきらめムードもあるが、市に修繕を訴えたい」と話している。

 ただ、市幹部からは「修復には億単位の費用がかかるとみられ、財源確保は無理」「建物自体、築四十年近い。修復に大金をかけるのは無駄」との声も出ている。



編集 / 2008.03.05 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
医師会アンケート その4
カテゴリ: 地域医療~北海道
北海道医師会 北海道医報H20年2月号付録

開業の動機と開業前の就労に関するアンケート調査 ですが
現物をPDFにしましたので よかったらどうぞご覧ください。

ウェブリンクダウンロード

さきにこれをすればよかったですね。
とりあえず2週間限定で。
編集 / 2008.03.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
北海道医師会のアンケート その3 追記有り
カテゴリ: 地域医療~北海道
医師の自由意見の続きです。

医療の機能分担がなしくずしであ る。 現在の研修医のシステムは、医療 ( 特に地域医療 ) の崩壊を進めるだけである。医療費の抑制を 数値(金額) のみで決めるのは間違い。高度先進医療を保険適応にして基本の診療報酬を 削るのは間違い。 病院経営がきびしくなると 勤務医の努力に 対する報酬も 削られる ( 診療報酬の変化も 勤務医を圧迫している ) 。


 高度医療ができるようになったからと言って基本の診療の手間が変わるわけではないんですがね・・・

開業というプロセスを 経て、 医師人生をまた 新たに再考する 機会を得たことは 価値があ った。


これはひとえにうらやましいです。

厚生労働省の方針の中で、勤務医が開業医に流れないように開業医の勤務状況を勤務居医なみに365 日24時間体制に持っていこうとしているようだが、本末転倒ではないだろうか 。勤務医の労働環境を 改善するのが本筋かと思う。状況の悪い方へ基準をおくという考えが納得できない。


良貨を鋳造し直して悪貨にしようということですね。
財政に困った幕府と今の政府が同じと言うことですか?
歴史は繰り返すっちゅうやつですね。

私は元外科医であ り、札幌で消化器外科をひとりで任されていたが、医療過誤を起こす可能性のある体制に不安を感じ転科し開業した。結局は人手不足によるものであ る。外科系の医業は一時期マスコミのよいネタにされ不安を感じた医学生が耳鼻科眼科等の訴訟の少ない科に流れたことも要因と思っている。国民感情を混乱させているマスコミ報道に対し、医師会が立ち向かい医師を守るべきではないたろうか。 医療ミスと報道されている50%以上はマスコミの勝手な判断である。


ま気持ちは分かるんですが、ちょっと違う言い方していただく方が説得力増すと思います。

とにかく勤務医数を増やしてほしい。


切実な叫びですね~

なぜ労働基準法をほぼ 全ての医師が逸脱しているのに問題になってこなかったのか理解できない。


どうしてでしょうねえ・・私も知りたいです。

もう少し続きます。


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編集 / 2008.03.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
北海道医師会のアンケート結果その2
カテゴリ: 地域医療~北海道
アンケート結果の続きです。

ご意見等があればご自由にお書き願います
(できる限り生の声を列挙しました)



で回答なんですが 意見を一つずつ書きます。
太字と引用以外のコメントは私がつけています。

若手医師の地方勤務の強制には反対。入学時のへき地派遣医師枠増設にも反対。へき地医療、地方勤務、勤務医衣装は大きな枠組みを考えながら自主的に医師が従事する方向に「医師会、厚労省、地方行政」が努力すべし。


勤務時間から言えば、開業してからの方が働いている(一人で夜間透析まで行っているので)。現在、週60時間病院にいて業務に従事している。しかも祝日も無休。夕方の院外の会議も勤務医時代よりも多く60時間に加え、さらに5~10時間は拘束されている。しかし現在の方が仕事として満足度の高い状態である。勤務医は、勤務時間は過重労働だけ問題なのではなく、仕事の質や雑務、経営方針のくい違いなど質的な問題がむしろ大きいのではないかと思う。


医師の仕事がそもそもオーバーアチーブなので疲れてくると報われない気持ちが逆に増すのかもしれませんね。

小児科においては近年時間外(夜間休日)しんりょうへの保険点数優遇措置がとられている・このため、経営側としてはそのような時間帯への勤務医シフトを希望することとtなり、人的資源が同じであれば、小児科への優遇措置がけっかとして小児科医をさらに疲弊させる一因となる。


時間外に診てくれるのが当たり前になり、首が絞まっていくことは皆さんも経験していますね。

中核病院で医師が足りないのは医療費抑制により、人件費が不足しているためである。診療報酬を増やさないと医療が崩壊する。


開業医は楽で収入が多いとはいったいどこの誰かという話かという感じである。私自身は勤務医の時の方が収入が多く、楽しく仕事ができた。今の医療制度改革の進行状況ではいつ閉院してもおかしくないくらい大変な状況である。ハンで押したように「開業医はもうけ過ぎ」、「楽をしている」とニュースなどで報道されるのは本当に心外である。


開業医が増加するのは望ましい傾向と考える。大病院の負担を軽減するためにも軽症患者は開業医が診ていくのが良いのではないかと思う。勤務医の過重労働を減らし、収入面で改善が見られれば多くの医師が勤務を志望するのではないかと思う。現状では「割の合わない職場」なのである。


労働はそもそも等価交換にならない割に合わない仕事ではあるんですが、それにしてもということなんでしょうね。

開業の現実は厳しいこと、安易に開業できないことをマスコミにアピールすべき。友人も廃業し、借金返済のために地方で過酷な勤務をしている。


先日、某医師会より夜間急病センターの体制の窮状についての書面が届いた。2名の上記にと他の強力医で運営質得るとのことだったが、協力医のを使っての運営には無理があるように感じる。


現在も非常に疲れてはいるが、やればやっただけ報われている感じがある。勤務をしていた時は同じように1日医師1人100人以上の外来と手術で帰りには信号を見落としそうになるくらい疲れていた。自分なりに高度な技術をもち、病院のレベルにも収益にも貢献しているつもりだったが、報われない気持ちが強くなり燃え尽きてしまった。思うにその当時の内科院長が無能だっただと思うが、内科中心の態度を感じていた。



大量にあるので今後何回かに分けていきますが・・・
編集 / 2008.03.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
北海道医師会のアンケート結果
カテゴリ: 地域医療~北海道
北海道医師会の
「開業の動機と開業前の就労に関するアンケート調査」
本日送付されてきました。

この報告書の中の現実は違っていたと回答した
50人の具体的内容について
という項目なんですが、本当に経営の大変さが伝わってきます。

開業はリスクを背負っているわけです。
収入もうまくいっている人からそうでない人まで様々です。

開業=楽をしている、恵まれている という安易なレッテル張りは
やめてほしいものです。

厚労省の開業医と勤務医の分断作戦に乗ってはいけません。

というわけで その項目をアップします。
タイプミスあったらご容赦を
この報告書 他の項目も 順次アップしていきます。

開業前に考えていたことと現実は違っておりましたか?

は い: 50
いいえ: 90
未回答: 3

●現実は違っていたと回答した50名の具体的内容

・医師会(道・市)への開業時の納金が高額
・医療経営の厳しさ
・経営学を学んでいかなければ経営はうまくいかない
・精神的秘湯が大きい
 患者、従業員との人間関係に気を遣う
 借金が多く、将来に不安がある(病気をしたときなど)
・従業員の問題
・思っていたより収入が増えた

・収入が少なく、生活が大変厳しい
・患者との距離が近すぎるため、死亡時の精神的疲労が強い
・診療報酬の低さにびっくりした
・労務管理が予想以上に大変であった
 収益を上げても借金と税金に追われて苦しい
 それでも勤務していたときよりはまだよい
・経営が厳しい

・事務、雑用に取られる時間が予想以上に多い
 開業時の借金返済のため、収入は実質変わらない
 帰宅時間も変わらない
 土曜日も診察するため、時間的には自由時間は減った
 当直がない分 からだは少し楽だが診療報酬が下がる一方で
 経営的に不安がある
 精神的には責任と雇用の保障などのプレッシャーがある

・開業は大変だからするべきではないとの意見が多かった
 しかし実際にやってみると経済的な面で大変な部分もあるが、
 自分で時間調整もできるし、余裕が出たことで患者さんの意見も
 聞き入れる余裕も持てるようになった
 勤務医時代は朝7時から夜11時くらいまで病棟、外来、ICUと
 走り回っていて常に疲労を感じていた
 外科はチーム医療故、医療過誤にならないですんだのかも
 しれないと 今思うほど、毎日戦闘状態だった

・経営の厳しさ。診療以外の仕事、悩みの増加
 (職員の問題、銀行とのやりとり等)

・考えていたよりやりがいがあり充実している
・職員の雇用で苦労している
・従業員の人事がいかに大変かは予想以上であった
・収入が半減した
・時間に余裕がない。診療以外の勤務が多い
・事務と人事の管理が大変
・従業員の退職や新規採用、退職金準備等医療以外の
 人間関係や経営面が厳しい
 (今後、機器や施設の更新も必要)

・忙しい。責任が重くなった
・開業医は経営が軌道に乗れば楽な気持ちになるだろうが、
 まだ現在は大変である。 勤務医の方が楽だった。
 早く経営的に安定し、余計な心配せずに臨床に集中したい
・スタッフの補充・増員の際になかなか集まらず苦労している
・医療以外、職員の雇用や事務経理等ひとりでこなさなければ
 ならない ことの多さや助言を得る機会の少なさに少し驚いた

・収入が少なすぎ、本人負担3割になってからの開業のため、
 思ったより患者が少なかった。
 点数をどんどん下げられる
・患者の権利意識を押すメディア・法曹界のあり方により医療が
 徐々に表面的なものに変質し、空洞化してくる
 全く無法と言ってよいような介護サービス業の事業者により
 医師は多大な理不尽きわまりないリスクを負わされ、
 患者も災難である

・もう少し時間的余裕があるかと思っていたが、相変わらず忙しい
・医療費負担を多くしないように考えているが、この状態では
 難しいことがようやくわかってきた
 少し負担増(単価増)を考えている
 (田舎では患者増は難しい)
・開業医は経営者であって、純粋な医療人ではない
 医師としてのやりがいは勤務医の方がはるかに上である

・よい医療を願って診療すると自分の身体が持たないこと
 つまり時間がかかりすぎてしまう
 患者さんの負担を軽くしてあげようと思ったら経営が成り立たない
 保険点数があまりに安すぎる
 良心的でない医師ほど儲けられるというシステムに怒りを感じる
・経営者としても力不足だと思う 勉強が必要
・人間関係(患者さん、従業員等)に大分エネルギーを取られ、
 思ったような診療をするのにエネルギーが必要
 身を守るのが最優先になり、診療が消極的になる

・もう少し早く軌道に乗るかと思ったが、実際はそうではなかった
 科にもよるとは思うが都市部での開業は決して楽ではない
 開業のよい時代はとっくに過ぎたのだと痛感した
・大小あらゆることをじぶんでやらなければならない
 勤務医より厳しい
・診療の基本は勤務医のときとかわっていないが、患者さんの
 信頼がとても厚い。
 勤務医は努力しても正当に評価されないのでは?

・日中の勤務時間が増加した
 ただ夜間の呼び出しがないのでその分余裕ができた
・収入が勤務医の3/5となった
・開業医はボランティア(介護認定審査会、検案医、学校検診
 看護学校の授業、その他)の仕事が多い
・開業すると医療器具・薬品等のコストが支出の割合の大きな
 部分を占め、収入はそれほど多いものではない
 経営の精神的疲労は勤務医時代にないものである
 (病院長など病院の経営に入っている勤務医は別であるが)

・時間外、休日等でも普段通院している人からの要請で診療
 しなければならないことが多く、まとまった休みがとれない
 医師会活動や学校保険、介護保険に関連した仕事が
 意外と多かった
・経営の困難さ
・忙しすぎる
・自分の知識、経験を十分生かした診療、治療ができている
 ことには満足しているが、経済的(借金の返済)に非常に
 苦しいとは思っていなかった

・医業経営の難しさ
・優秀な職員確保や職員の雇用問題に苦労する
・充分な検査設備がないためにプライマリケアに終始すること
 が多くなったことが少し不満
・考えていた以上に事務的な仕事に忙殺されるのには驚いた
・以前勤めていた自治体病院の産婦人科(同業)が閉鎖になり、
 また、他の同業者も閉院したため、自分がすべての代行を
 することになり、結果的に以前以上に激務になってしまって
 いる(やり甲斐はあるが)



今回の調査対象は
H14年1月からH18年12月までに開業した北海道医師会員246名
回答者は 143名
(継承と病院は除かれています)



編集 / 2008.03.03 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
下流指向と医療崩壊 その2
カテゴリ: 医療全般
甘党さま、そしてこどもさま コメント有り難うございます。

甘党さまのコメントから

ただし・・・そうやって真面目に努力した子どもの行き着く先が 自分の家族を養うのが精一杯である上に 社会保障の名の元に 支えきれないほどの社会からの「納税」と言う名の取り立てだったりします。
アホらしくて やりたくてやってる仕事だというのに、引き篭ってしまいたくなる朝があるのも事実です。
社会全体で押し上げて何もかも押し付けて・・・あー祭壇のお供えものそのものです



問題は その取り立てられたお金が有効に使われて社会に還元されていれば、そしてそのことが実感できていればまだ頑張れると言うことなのではないかと考えます。

残念ながら「等価交換」意識の高い人たちは、やらずぶったくりなので基本的には、例え働いても余剰の労働は少ないので結果として真面目に働く人たちの余剰分を食いつぶすわけですね。

そして今まさに食いつぶして破綻しようとしているのだということです。


医療においても 医療者がオーバーアチーブして保った余剰をコンビニで専門店の医療を求めるような人たちによって食いつぶされてしまい壊れてきているわけです。

こどもさまのコメント

こどもこそフリーライドの最たるものですから。世の中の人が子供を快く思わないのも無理はない。少子化少子化。



確かに子供はそのままであれば食いつぶすだけの存在ですが、その後余剰を作るために生産に加わってくれる存在でもあります。

ただ残念ながら下流指向の子供だけ増えているのならば すなわち大人になっても子供としての存在で有り続ける人が増えているような現在の風潮が継続すれば、社会構造自体が破綻してしまいます。

このような等価交換こそが第一の社会となっていく中に子供を産み、育てることはリスクが高すぎることなのか・・
DINKSこそがある意味社会のためになるのか・・・
ということも考えないわけではありません。



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ただそれでも私は楽観的になりたい。
いくらかでも抵抗して少しはオーバーアチーブできる子供を育てたいと思います。

このあたり 等価交換の仕組みに気がついたとは言え、それを徹底できない古い世代なんでしょうね。

そういいながら 我が家の三男一女の言い訳をしてみたような次第であります。(^_^;)
編集 / 2008.03.03 / コメント: 2 / トラックバック: 0 / PageTop↑
下流指向と医療崩壊
カテゴリ: 医療全般
だいぶ流行におくれつつ最近内田樹の本をいくつか読んでいる。

下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち
(2007/01/31)
内田 樹

商品詳細を見る


 ↑
その代表なんかこれですが、いくつかの著書を読んで現代社会に対する
彼の分析にはなるほどと思う点がある。

そしてその考え方は医療崩壊をある程度説明している気がする。


彼の主張を私なりに要約してみると

・労働よりも消費を覚えた世代の台頭
・徹底した等価交換の意識
・この考え方は資本主義の落ちこばおれでなく実は追い越した集団

・労働はそもそもがオーバーアチーブ
   (対価としてもらう報酬より働く方が大きい)
・しかし等価交換にならない仕事や学習を忌避する傾向が強まる



その結果

・コツコツとオーバーアチーブでも社会の駒として働く人の減少
・徹底した等価交換を求めたり、あるいは対価を払わないような
 やらずぶったくりの増加
・一つの典型はNEETや引きこもり



現在の医療現場で見られる現象は この等価交換という考え方で
かなり説明できると思う。

受診側の気持ちになって 私なりに考えてみると

同じ金を払うんだから 昼でも夜でもいつでも同じに診てくれよ。

同じお金を払うんだから いつも同じ結果が得られないとおかしい。
どんなに重症であっても死んだら金なんか払えるか あるいは
死んだ以上ミスがあるはずだから当然等価交換にならないから
(訴訟してでも)補償を要求するぞ。

受診の抑制や我慢なんてしない。
お金を払う以上のことはしない。

いや対価はそもそも払いたくない。
そりゃ やらずぶったくりのほうがいいさ。踏み倒しちゃえ。


とまあ こんな感じでわかりやすく説明できそう。


ここまでは社会とかどちらかというと受診側の分析なんだが
もう一つ医療者側の変化にもこの考え方が適用できるんですよ。

すなわち

医療者側も等価交換の考え方を覚えてしまったということです。

そもそも労働はオーバーアチーブなのです。
特に医師はその傾向が強くて報酬以上の労働時間をこなす傾向に
ありました。その多くは自己の技術の習得ということもありますが
慣習的にあるいは患者のためにという理由をつけて働いてきました。

しかしながら 社会全体蔓延してきたこの徹底した等価交換の考え方
を受診する患者さんから教えられたのです。

こんな割に合わない労働なんてやってられないって。


ごめんなさい。私たち もう気がついてしまいました。


でも内田樹はこんな感じのことも言っています。

こうした傾向が強くなればなるほど 報酬には見合わない
かもしれないと思いつつも努力は結果を生むと信じて
努力する人が成功しやすくなる。

結果 社会の底辺層はよりそこにとどまり、上流と呼ばれる層の
子どもたちほどいわゆる成功に近づきやすくなる・・。

ただ 黙々と少々オーバーアチーブでも自分の仕事をこなす
人が減れば社会のシステムは破綻してしまいますよ・・・




今の医療崩壊を救うには・・・

結果 若い層に学ぶことの大切さ。等価交換をしない労働の重要性を
どうすり込むかに専念しないといけないと言うことのようですが。

これだけ等価交換の考え方が進むとねえ・・・

一応 念のため言っておきますが、ほとんどの医師はまだ等価交換
以上にオーバーアチーブです。
報酬以上には働いていますので 念のため。


等価交換はパチンコだけにしてほしいもの・・

えっ 私?

パチンコはしないのでよくシステムもわからないですけどね(^_^;)

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編集 / 2008.03.02 / コメント: 5 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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くらいふたーん

Author:くらいふたーん
本業はプライマリケア

ワークライフバランスの
確立が現在の最大の
関心事

夢は
半農半医 ちょっとサッカー

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規模は縮小したが、
畑も少しやっている

芝のミニサッカーコート
作っちゃいました

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