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ETV特集「地域医療再生の処方せん~最前線に立つ5人の提言~」
カテゴリ: 地域医療~全国
NHKの番組です。

期待できる内容だと思います。

NHK番組表


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編集 / 2009.05.23 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
末端に届く頃には
カテゴリ: 地域医療~全国
北海道新聞の記事から

地域医療再生に1兆円基金 政府・与党検討(03/29 07:23)

 政府・与党は二十八日、医師不足や患者の「たらい回し」など深刻な地域医療を再生させるため、医師や看護師の人件費や医療施設整備費を助成する基金を創設する方向で検討に入った。三年間で一兆円規模を想定し、追加経済対策を実行する二〇〇九年度補正予算案への計上に向けて調整を進めている。

 比較的高度で専門性の高い医療を提供する二次医療圏(道内は二十一圏域)ごとに、二十億-三十億円程度を助成し、都道府県が地域事情に応じて活用する仕組みを検討。医師不足による診療科の縮小・廃止や、救急患者の受け入れ先が決まらず道内でも常態化している長時間搬送の解消など、地域住民の医療不安解消につなげる。

 具体的には、恒常的に満床状態になっている新生児集中治療室(NICU)の拡充などに充てる。このほか、女性の医師と看護師の復職支援や大学病院との連携、医学生の地元勤務促進など、医療の人材確保を図る事業に幅広く助成することを想定している。



3年間で一兆円ですか。
1年間に3千億円余というところでしょうか?
3年で終わりなんですね・・。

毎年2200億円削った医療費はそのままということで・・

1兆円出して 369ある二次医療圏にばらまくのでしょうか?

 具体的には、恒常的に満床状態になっている新生児集中治療室(NICU)の拡充などに充てる。


NICU建てても働く医者が見つからないかもしれません。

診療報酬を削ったままでは 中規模病院はさらに倒れます。
いくら助成しても 病院は数が減り、そして遠くなり・・

救急患者の受け入れ先が決まらず道内でも常態化している長時間搬送の解消など、地域住民の医療不安解消につなげる。



これはとても実現できないように思います。


うちの医療圏に20億ホントに来たら どんな風に消えていくのでしょうかね・・。20億円で何か変わるでしょうか?
そもそも20億ちゃんと来るのかなあ???

一兆円の使い方を検討する委員会を設置する。
公聴会とヒアリングを行う。

箱物整備基準を決める検討会を行う。
検討会を行う事務局を作る。

都道府県にも事務局を作る。
箱物を作る。

助成をするための財団を作る。
財団の広報のためのビデオを作る。冊子を作る。
天下りのポストができる。



ここまででだいぶ目減りしそうです。



一方でこんなニュースもありました。

国道:18路線、工事凍結 「経済効果見込めず」--国交省方針

 国土交通省は、建設中の直轄国道617路線のうち18路線について、工事を凍結する方針を決めた。09年度予算で事業費の盛り込みを見送る。事業の費用対効果を改めて計算した結果、費用を上回る経済効果が見込めなくなったため。具体的な路線名は31日に公表する予定。

 直轄国道の整備計画は将来の道路交通量の推計をもとに作られている。だが、国会審議などで「効果の予測が過大」との批判を受けたため、国交省は昨年11月、推計値を大幅に下方修正。2030年の全国の交通量は、従来推計より13%少ない結果となった。この推計を個別路線に当てはめたところ、18路線は走行時間短縮などの効果が、費用(事業費と維持管理費)を下回った。

 政府は景気対策として公共事業の前倒しを検討している。凍結に対しては、地方から反発も出るとみられるため、国交省は今後地元自治体に経緯を説明する。【位川一郎】

毎日新聞 2009年3月30日 東京夕刊



一兆円の原資作りでしょうか?

次は 「おたくのところの道路だよ」 とか 「道路をよくするので鉄道はあきらめてくれ」とか言われてたのに急にこう言われても・・と思っている人たちたくさんいるでしょうね。


  便益がないから道路はやめます。
  医療機関の充実で救急搬送を短くします。
  うまくいくとは思ってないけど・・
  天下りのポストは増やせるな。

  そもそも田舎の救急搬送が短くなるくらいの便益では
  道路はやらないんだってば。

  だから 道路はもうやめます。m(_ _)m


つまり そういうことなのでしょうかね。




というわけで 食いはぐれた建設業のみなさんは他業種参入しなければもう生き残れません。

福祉業界へは高齢下宿などの分野にはすでに参入しているようですが、これからはNICUの建設とその後の運営とか・・

ありそうですけどねえ・・


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編集 / 2009.03.30 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
救急隊員はどう考えているのか?
カテゴリ: 地域医療~全国
まずは 本日のネット記事から。

  朝日新聞 http://www.asahi.com/health/news/TKY200802190156.html

15病院搬送拒否で女性死亡 通報から2時間半 東京

2008年02月19日


 東京都小平市の女性(61)が14日に自宅で倒れて救急搬送される際、15の病院に受け入れを断られ、その後死亡していたことがわかった。最終的に立川市内の病院に運び込まれるまで、通報から2時間半以上かかっていた。

 東京消防庁などによると、女性の家族は14日午後5時36分に119番通報。同44分に救急隊が到着し、病院を探したが、小平市周辺の病院から満床などを理由に受け入れを断られ続けた。

 午後7時半ごろ、昭島市内の病院への搬送が決まったが、搬送中に容体が急変。同8時12分に立川市内の国立病院機構災害医療センターに到着したが、同9時ごろ、心疾患での死亡が確認されたという。




東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008021902088629.html

15病院が搬送拒否 通報から3時間後 小平の61歳女性死亡

2008年2月19日 朝刊

 東京都小平市の無職女性(61)が今月十四日、救急搬送される際、十五カ所の病院に受け入れを拒否され、一一九番通報から約三時間後に死亡していたことが十八日、分かった。都内では、清瀬市でも先月、救急搬送患者が十一カ所の病院で受け入れを断られ、死亡している。この時、受け入れを断った病院の一部は、今回も受け入れを拒否していた。

 東京消防庁などによると、十四日午後五時三十五分ごろ、女性がベッド脇に倒れていることに夫(67)が気付き、一一九番通報。約十分後に救急車が到着。救急隊員は、搬送先の病院を電話で探したが、小平、立川、三鷹各市や練馬区など十五カ所の病院で満床などを理由に断られ続けた。

 同七時二十五分ごろ、十キロ以上離れた昭島市内の病院での受け入れが決まり、搬送を始めたが、同八時ごろ、女性の容体が急変。心肺停止状態になったため、高度救急医療を担う国立病院機構災害医療センター(立川市)に女性を運んだが、同九時すぎ、女性は急性虚血性心疾患で死亡した。

 女性は先月、かかりつけの病院で心臓に異物が見えると診断され、同二十九日から五日間、「公立昭和病院」(小平市)に検査入院。しかし、今月十四日午前、異状は見つからなかったと診断され、帰宅した後、倒れた。

 夫は公立昭和病院への搬送を希望したが、満床を理由に拒否されたという。夫は「午前中に診断しているのに、なぜ、受け入れないのか」と怒りを表す。

 公立昭和病院は清瀬市の患者の際も「専門医が他の患者を処置中」を理由に、受け入れを断っていた。同病院は「希望は理解できるが、当直医が重症の入院患者の治療に追われ、対応できなかった」と話している。



 東京新聞の記事はこの手の記事のパターン化された書き方です。
 ただ「たらい回し」は使わずに「搬送拒否」と表現しています。
 
 朝日新聞のほうは珍しく非常に抑制された書き方をしています。
 裏を取りに行く暇がなかったのか、少しは目覚めたのか・・・
 たまたま前者の理由だったんじゃないですかね。


 それにしても 救急隊員たちは 消防の救急システムがこのままで
 よいと思っているのだろうか?

 本当のところが知りたい。

 救急隊員の逃散が 始まらないのか?

 この体制のままで大丈夫なのか?


 どの科の医師であっても当直で救急を受けるならば
 最悪のシナリオに備えてどんな診断でも治療でも
 それこそ神のようにできなければならないと多くの判例でも
 示されているのだ。

 救急隊も搬送先を持たない状況で救急患者を受けていると
 いつか自分たちが訴えられかもということを想像しないのか?

 あるいは救急搬送を受け入れできなかった病院から
 病院名公開で訴えられることは想像しないのか?

 
 ここらあたりのホンネが知りたい・・・




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編集 / 2008.02.19 / コメント: 1 / トラックバック: 0 / PageTop↑
医者は包丁 患者は砥石
カテゴリ: 地域医療~全国
いきなりですが、
普段使っていなかった道具を急に使おうと思ったら
使えなくて、手入れから始めたことってありませんか?

たとえばですが、新鮮な魚をもらったので 頑張ってさばこうと
思ったら、出刃包丁が錆びていて研ぐところから始めたなんて・・・
ありがちですよね。

あるいは、刃がもうボロボロで新品を買いに行ったなんて・・


僻地外科医先生が地元で講演をされたときのスライドを
見せていただきました。
そこで取り上げられていたのが

「医者は 包丁のようなもの」
「患者さんは砥石」

なるほどなあと思いました。
以前から「医者は上手に使ってなんぼ」と思っていましたし
(私達から見れば 上手に使われてなんぼ なんですけどね。)

これまでも あまり上手とは言えないような受診をされる患者さん
にはそう説明してきたのですが、今回それを説明するのに
よい例えだと思ったので僻地外科医先生作成ののスライドから
うちの2枚をここでご紹介させていただきます。

この2枚は大病院指向、専門医指向の弊害を説明されている
くだりで あまりにも地元の診療所、零細病院をないがしろに
するとどうなるかを説明されています。

  地元の病院をないがしろにすると・・・
     
   1.基幹病院の疲弊を招く
   2.地元の病院のレベルが下がる
        ↓
   緊急時に役立たなくなる



大病院の方が安心とか専門医の方が頼りになるという
気持ちばかりで大病院志向が強くなりすぎるとどうなるか?

本当にいざというときに診療所も大病院もどちらも使い物に
ならなくなるわけですね。

医者もそして医療機関も一つの道具として考えてみれば
他の道具と同様 使いすぎず しかもさび付かない程度には
ある程度は使いつつ、砥石で研いでおかないと 
すぐに役に立たないということなんです。

車だって使っておかないとバッテリーは上がって すぐに
エンジンかからなかったりするじゃないですか。
それと同じですよ。



  医者は包丁のようなもの

  ・研がないと切れなくなる
  ・研ぎ方を誤ると切れなくなる
  ・研ぎすぎると使えなくなる

   患者さんは医者の砥石です



ここで重要なのは研ぎ方ですね。
研ぎすぎれば 刃がなくなっちゃいますし
研ぎ方を間違えば かえって切れなくなります。

地元の医療機関も使っておかないと切れなくなるんです
過疎地の医療機関も多くが切れなくなったり、すでにどこかに
切れないからと言って捨てられてしまったりしています。

では基幹病院はと言えば 最近は何でもかんでもと使われてしまい
すでに刃こぼれしたり、あるいはもう新品が必要なのに
新しく買ってこようにもどこにも売っていない

というのが今の状況です。

最近は修理したり、手入れするよりも新しいものを買ったり
する方が安かったりします。

でも 医療に関しては やっぱり手入れは重要なんです。



昔のひとは うまいこと言いました。

馬鹿とはさみは使いよう・・・

医者とはさみは使いようなんですよ。


今回のエントリを書くに当たっては僻地外科医先生の
スライドから引用させていただきました。

僻地外科医先生 どうも有り難うございました。



もう一言 私から付け加えておきますね。

医者という包丁は カミソリに近い繊細な刃物ですから

モンスターという石にあたると刃こぼれしてもう使えなく
なります
ので この点どうぞよろしくお願いします。

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編集 / 2008.02.18 / コメント: 4 / トラックバック: 0 / PageTop↑
「住民の発言や要求が善で正しい」という誘惑
カテゴリ: 地域医療~全国
先週末の研究会で得た収穫から一点追加しておきます。


全国の取材をしているTVディレクターの視点から

奈良の産科にまつわる一連の報道では
記事を書いた記者は必ずしも医療を叩こうとか
あまり何も考えていなかったのではないか!?

マスコミには

「住民(弱者)の発言や要求が善で正しい」

というモデルがあって 記事を書いたり報道するときに
そのモデルに当てはめるのが簡単でそれに乗っかかって
しまいがちである。
今回もただそれだけなのではないか?




正直なところ 「型にはめる」 ってのはどんな分野でも
手っ取り早いのは理解します。

医療におけるガイドラインを使うってのもある種の
「型にはめる」ですから。

でもねえ。
ガイドラインは あくまでもガイドラインです。
各患者さんに適用するときは 適用してよいかどうか
吟味が必要ですね。
さらには それなりのアレンジが必要なことも多々あるわけで。

また ガイドラインがわかっていても どうもならないことも
ありうるわけですよ。


「型にはめる」と言えばこのフレーズです。

「・・・の声も上がっている」

ってのも常套句ですね。
ソースを明かさず 誰か一人が言えばいいわけで
それは記者自身でもいいわけで。

住民の言葉が善という「型にはめ」
「・・・との声も上がっている」で自分の意見を書く。

これは大変楽ですよね。


安易な道を皆が選んでばかりでは この先大丈夫でしょうかね。

もちろん医療もマスコミもそして 安けりゃ何でもいいというような
日本全体の風潮もですけどね。

編集 / 2007.10.15 / コメント: 0 / トラックバック: 0 / PageTop↑
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プロフィール

くらいふたーん

Author:くらいふたーん
本業はプライマリケア

ワークライフバランスの
確立が現在の最大の
関心事

夢は
半農半医 ちょっとサッカー

味噌は自家製。
規模は縮小したが、
畑も少しやっている

芝のミニサッカーコート
作っちゃいました

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