ブラジル2014の組み分けも決まり、メディアも本大会の展望についてさまざまに報道しているが、正直言って「わーすげえ、こんな見方があるのか!?」と感動させられることはなく、どれもがあまりにもありきたりで相も変わらずがっかりしているばかり。日本代表が活躍できるか、これもひとえにメディアとそして応援する私たちの意識一つでかなり変わると個人的には信じているのだが・・、もう少しなんとかならないものだろうか?
日本代表はCグループに入ったが、結論でいえば「悪くはない」。しかし、ある意味の難しさもあるというのが正直な感想である。3podの中では、韓国の代わりにH組に入ることができれば、日本にとってはベストだったと思う。もちろん予選突破だけを考えればの話である。
さて、大会全般に話をもどす。まずW杯のような大会を考えるにあたって大事なのは、「強いチームが勝つ( 優勝する)」のではなく「勝った(優勝した)チームが強いとする」ということだ。番狂わせはかならずあるし、強いチームが勝つとは限らない。
W杯では全部勝つ必要は無い。「予選を2位以内で通過」し、負けないでPK戦含めて「4試合勝ち上がったチーム」が世界一になるのだ。決勝だって、引き分けPK勝ちでよいのだ。よいサッカーをしても、優勝できるとは限らないし、優勝するためにはまず予選を2位以内で通過することが、何よりも重要なのだ。繰り返すが、全試合勝つ必要はない。加えて、念のため断っておきたいが、PK戦勝ちは勝ちではなく、試合はあくまでも「引き分け」で次戦の進出チームを決めているだけである。
さらに組み分けのみならず、試合順も決まった現在、試合順を無視した展望を語っても意味ないと思っている。B組でスペインとオランダが同組になったが、とりわけ初戦で当たるか、3戦目で当たるかが実は非常に大きな意味を持っている。初戦で当たる場合、もう一試合の結果にもよるが、最終戦で当たるよりもにどちらかが予選敗退となる可能性も増すと考えている。最終戦で当たるなら かなりの確率でどちらも予選通過すると思うが、初戦で当たる今回、もしどちらかが敗退するとすれば、それはオランダではないかと思っている。(いずれ理由も書きます。)
続きます。
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